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【社会】保有プルトニウム29・5トン 原発停止で消費進まず2013年9月11日 12時04分 内閣府は11日、日本が国内外で保有する核分裂性プルトニウムは2012年末時点で29・5トンで、前年の29・6トンとほぼ変わらなかったと原子力委員会に報告した。12年は大半の原発が停止し、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使うプルサーマル発電での消費が進まなかった。 プルトニウムは核兵器に転用できるため、日本は透明性確保のため保有量を毎年公表し、国際原子力機関(IAEA)に報告している。プルサーマルで使うことが原則だが、原発再稼働の遅れや高速増殖炉の実用化が困難なことから、積み上がったプルトニウムを消費するめどは立っていない。 (共同)
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