暦に宿った影響力

おはようございます。

今日は9月11日。そう、あの9.11です。
12年前の今日です。
なぜだか最近の日本のマスコミは、あの事件を報道しませんね。

そういえば、あの事件以来、ぼくはN.Y.に行っていません。
ちょうど一回りの『巳年』ですね。
12年前の巳年は《辛巳(かのと・み)》でした。
今年は《癸巳(みずのと・み)》です。
おなじ巳年でも十干(じゅっかん)は変わるわけです。

中国独自の計算システム「十干十二支」。
それぞれに「陰陽五行」が割り当てられ、お互い相性があります。

いつしか、今でいうカレンダーである「暦」に反映されて、
年・月・日を限定するために使われました。

これによって、
「いつ何が起こったか」
「それから何年経ったか」
など、史実を記録できるようになった。

ですが「暦」の役割は、時の流れを記録するだけにとどまりませんでした。
陰陽五行の関連付けにより、特別な意味を持つようになったわけです。

では今日は『五行』と『暦』の関係について
書こうと思います。

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
暦に宿った影響力
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

「五行」とは、世界を構成する5つの要素ですよね。
つまり、あらゆるものが五行に分類できる。
すべての現象を、五行に関連づけられる。

さらに言うと、五行には《相性》という機能もあります。
たとえば、自分たちの国がある国によって侵略をうけますよね。
それは、その国が我が国と相性の悪い五行だったからだ。
と、裏付けるようとしたわけです。

他にも、台風や雷、地震などの自然現象を、
人間界の出来事と結びつけました。
つまり、「天」が意志を持って人間の運命をコントロールする、という考え方です。
このような考え方が、説得力と権威を高めたわけです。

こういった思想を『讖緯説(しんい・せつ)』といいます。
「讖(しん)」とは、占いによる予言書
「緯(い)」とは、古典の解説書のこと。
つまり、古典を神秘的に解釈する思想です。

古代中国で始まった讖緯説。
日本には奈良時代に伝わり、後世まで大きな影響を与えました。
「こよみ」に書かれた大安や仏滅など六曜、さらに十二直とか二十八宿など、
日の吉凶はその名残といえます。

さて、「五行」の法則を取り入れることで、
暦は政治的な影響力を持つようになった。
まだ始めのころ、中国の暦は西洋に遅れをとっていた。
それが五行を取り入れることで、精度が格段に上がったわけです。
あっというまに西洋の技術を超えました。
その陰には讖緯説があり、いわゆるそれが皇帝の威厳そのものだったのです。

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
さて。
渋谷ほしよみ堂が2年目を迎えます。
『2周年記念交流会』を開催いたします。
9月15日(日)14:30〜21:00
渋谷ほしよみ堂所属占い師による『無料公開鑑定』を開催。

http://www.hoshiyomitaka.com/blog/cat23/_915_1.html

14:30〜21:00の間でしたら、お好きな時間にお好きな占いを無料で受けられます。
参加費は2,000円。
何時間いてくださっても構いませんし、途中退席も再入場もご自由にどうぞ♪
もちろん、パーティだけの参加も大歓迎!
皆さまのお越しをお待ちしてます。


毎朝8時に配信しています。
登録は無料です!

メルマガの登録はコチラから。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


 

中島多加仁【星読み師☆taka】

 

No related posts.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">