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ケソン工業団地 操業再開へ9月11日 8時15分
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韓国と北朝鮮は、11日朝、共同で運営するケソン工業団地に関して、進出している韓国企業が今月16日から順次、設備を稼働させることで合意し、工業団地はおよそ5か月ぶりに操業が再開することになりました。
ケソン工業団地は、ことし4月に北朝鮮側が一方的に労働者を引き揚げて以来、操業が停止していますが、先月14日に南北が操業再開を目指すことで合意し、具体的な時期などを協議していました。
韓国統一省によりますと、南北は10日午前から夜を徹して話し合い、11日朝、工業団地に進出している韓国企業が、今月16日から順次、設備を稼働させていくことで合意しました。
これにより、南北の経済協力の象徴であるケソン工業団地は、およそ5か月ぶりに操業が再開することになりました。
また、南北は、操業停止によって韓国企業が被った被害を補償する一環として、企業が北朝鮮側に支払う税金をことしは免除することや、工業団地に韓国以外の国の企業も誘致するため来月中に外国企業を対象にした投資説明会をケソンで開くことでも合意しました。
このところ北朝鮮は韓国との関係改善に前向きな姿勢を見せていて、今月25日からは朝鮮戦争などで南北に離れ離れになった離散家族の再会も3年ぶりに実施される予定で、南北の関係改善の動きが加速しています。
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