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【芸能・社会】

沙保里にカズ魂チュ〜入 缶コーヒー新製品発表会でサプライズ

2013年9月11日 紙面から

 サッカーのJ2、横浜FCのFW三浦知良(46)が10日、16日に開幕するレスリング世界選手権(ハンガリー)の女子55キロ級で世界大会14連覇に挑む吉田沙保里(30)=ALSOK=にカズイズムを注入した。東京都内で缶コーヒーの新製品発表会に出席し、サプライズキス。エールを送るとともに、2020年東京五輪までの現役続行も後押しした。

 イベント終盤、新製品で乾杯した2人。ここからがカズの真骨頂だった。ドレスで着飾った吉田の右ほおにいきなりキス。「好きになっちゃった。うれしい。たまらんです」。霊長類最強女子をメロメロにさせると、終了後には2020年開催が決まった東京五輪について、こんな言葉をかけていた。

 「目標が設定できるのは大きい。(2020年は)今の僕より9つも下だしね。思いが強ければ実現できるという話もしましたし、いきなり7年後が次の試合じゃないから、毎日毎日ですねという話もしました」

 2020年、吉田は37歳になる。肉体的には衰えもあるだろう。それでも精神が強ければ大丈夫。46歳でなお現役を続ける男の言葉には説得力があった。

 ほかにも真っ赤なバラの花束、世界選手権11連覇にかけて、自らの背番号11が入ったマットレスもプレゼント。「東京(五輪)も決まりましたし、長くチャンピオンでいてください」。カズのエールは、7年後まで吉田の原動力になるに違いない。 (高橋雅人)

 

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