金融庁の金融審議会(首相の諮問機関)は10日、未上場企業への投資をインターネット上で募る新手法の資金調達の上限を1億円にすることで大筋一致した。個人の投資額にも50万円程度の上限を設ける。リスクの高い未上場企業に過度に投資しない仕組みを整える。
ネット経由で資金を集める手法は「クラウドファンディング」と呼ばれる。金融庁は2014年にも導入する方針で制度づくりを進めている。
未上場企業の投資は新規株式公開(IPO)すれば多額の値上がり益が見込める一方、失敗すれば無価値になることもある。先行する米国でも出資できる額を年収などに応じて制限しており、同様の仕組みにする。
企業の資金調達額が1億円以下の場合、有価証券届け出書を提出する必要がなく、事務負担を軽減できる利点もあると金融庁はみている。
資金調達、投資
日経平均(円) | 14,423.36 | +218.13 | 10日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 15,191.06 | +127.94 | 10日 16:37 |
英FTSE100 | 6,583.99 | +53.25 | 10日 16:35 |
ドル/円 | 100.35 - .44 | +0.29円安 | 11日 8:10 |
ユーロ/円 | 133.16 - .20 | +0.56円安 | 11日 8:10 |
長期金利(%) | 0.735 | -0.015 | 10日 15:19 |
NY原油(ドル) | 107.39 | -2.13 | 10日 終値 |
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