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2町は中間貯蔵施設設置可能9月6日 15時3分
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福島県内の除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設の建設が計画されている福島県大熊町と楢葉町の候補地について、環境省は固い地盤の分布が確認できたなどとして「施設を設置できる」という評価をまとめました。
これは、環境省が6日東京都内で開かれた専門家の検討会で明らかにしました。
中間貯蔵施設について、環境省は原発周辺の双葉町、大熊町、楢葉町の3町にそれぞれ建設する方針で、このうち大熊町と楢葉町の候補地では施設の建設に適しているかどうか確認するためのボーリング調査が行われています。
これまでの調査の結果、低地や台地、それに丘陵地の下に固い地盤の分布が確認できたなどとして、環境省は2町の候補地について「施設を設置できる」という評価をまとめました。
一方、調査が行われていない双葉町について、環境省は町が調査の受け入れの前提としていた住民向けの説明会をこれまでに終えていて、今後、改めて調査の受け入れを求めることにしています。
検討会のあと、井上環境副大臣は「施設を作るに値しているという結果が出たことは大変良かった。双葉町についてはなるべく早く調査の受け入れをお願いしたい」と話していました。
環境省は、今月27日に開く検討会で、敷地の範囲などの案を示したいとしています。
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