経済産業省が10日発表した7月の第3次産業活動指数(速報、2005年=100、季節調整値)は99.9で、前月に比べ0.4%下がった。低下は2カ月連続。百貨店が夏物セールの開始時期を6月下旬に前倒ししたことで衣料品販売が減少したほか、天候不順で野菜など生鮮食料品の出荷が減ったことが響いた。
「卸売業、小売業」は2.3%低下。「金融業、保険業」は株式売買代金の減少で金融商品取引業が落ち込み、2.1%下がった。「宿泊業、飲食サービス業」は悪天候などの影響で来客数が伸び悩み、1.6%低下した。
一方、「学術研究、専門・技術サービス業」は、建設コンサルタントや測量といった土木・建築関連が前月に落ち込んだ反動で2.4%上がった。「情報通信業」は1.0%上昇。14年1月に少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)が始まるのを前に、証券や銀行の専用口座開設に対応した動きなど金融業向けの情報処理サービスが好調だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
第3次産業活動指数
日経平均(円) | 14 423,36 | +218,13 | 10日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 15 169,63 | +106,51 | 10日 14:37 |
英FTSE100 | 6 583,99 | +53,25 | 10日 16:35 |
ドル/円 | 100,31 - ,34 | +0,25円安 | 11日 3:32 |
ユーロ/円 | 133,08 - ,10 | +0,48円安 | 11日 3:32 |
長期金利(%) | 0,735 | -0,015 | 10日 15:19 |
NY原油(ドル) | 109,52 | -1,01 | 9日 終値 |
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