8月の英住宅価格指標:2006年以来の高水準-不動産鑑定士協会
9月10日(ブルームバーグ):英国の住宅価格指数 は8月にほぼ7年ぶりの高水準に上昇したことが市場調査結果で明らかとなった。景気回復の加速と政府の取り組みが需要を押し上げた。
英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)が10日に配布した資料によると、8月の価格指標はプラス40と7月のプラス37(改定値)から上昇し、2006年11月以来の高水準となった。
RICSのグローバル・レジデンシャル・ディレクター、ピーター・ボルトン・キング氏は発表資料で「売却を考える人が増えているのは驚きではない」と指摘。「買い手がおり、価格も上昇基調にある。動くなら良い時期だ。ただ、住宅価格が手の出ない水準まで上昇してしまうことが懸念材料だ」と述べた。
RICSによれば、向こう1年で住宅価格は2.2%、その後5年間は毎年4.4%の値上がりが見込まれている。年初の時点では今年が0.6%、その後5年間は毎年3.4%の上昇が予想されていた。
原題:British House-Price Index Rises to Highest Since 2006,RICS Says(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Scott Hamilton shamilton8@bloomberg.net
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更新日時: 2013/09/10 10:26 JSTニュース一覧
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