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雨水浸入の悩み解消 「台風吹上防止板」を商品化2012年8月28日 

照正組が名護鉄工所と共同開発した、窓下からの雨水浸入を防ぐ「台風吹上防止板」

 照正組(那覇市、照屋義実社長)は、台風時などに窓のアルミサッシの枠下から室内への雨水の浸入を防ぐ「台風吹上防止板」を開発した。9月中旬から販売する予定だ。
 1枚で1・4〜2メートルの窓に対応できるように伸縮式となっており、窓の寸法に合わせた注文も可能。アルミ製で3.8キログラムと軽く、手軽に取り付けられるのが特徴だ。高さは20センチ、窓のアルミサッシ枠の外側にはめ込むように設置する。既に意匠登録している。
 台風時などに窓のアルミサッシの下部から雨水が浸入すると、畳や床に被害が出る場合がある。照正組はこれまで、集合住宅などの建設の際に「内側のレールに雑巾や古新聞紙などを詰めるように」と居住者に注意を促してきた。
 集合住宅をはじめ、県内の各住宅の悩み解消を目指し、名護鉄工所(浦添市)と共同で商品化に取り組んだ。
 商品開発について照正組の上地好一常務は「台風が来るたびに、畳や床などへの被害は小さくなかった。居住者の悩み解消につながってほしい」と話した。価格は近く決める予定。


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