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汚染水対策 予備費支出を決定9月10日 16時36分
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政府は10日の閣議で、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題の対策として、原発の敷地内の地盤を凍らせて壁を作ったり、汚染水から放射性物質を減らしたりする費用に、今年度予算の予備費からおよそ210億円を支出することを決めました。
政府は、今月3日の原子力災害対策本部で決定した東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題に関する基本方針で、原発の敷地内の地盤を凍らせて地下水の流入を防ぐための壁を作る事業や、汚染水から放射性物質を減らす事業にかかる費用の全額を国が負担することを決めました。
そして、政府は10日の閣議で、2つの事業にかかるおよそ470億円の費用のうち、今年度予算の予備費からおよそ210億円を支出することを決めました。
政府は地盤を凍らせて壁を作る事業について、今年度予算に計上している実証実験に向けた工事を来月半ばにも始める方針で、今回の予備費を活用することで、汚染水対策をできるだけ前倒しして実施したいとしています。
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