ウイダー、プロテインメーカー

ウイダー(プロテインメーカー)

ウイダーは森永製菓の健康部門のメーカーですが、森永と言えば、チョコボールやハイチュウ、ビスケット、キャラメル等のお菓子や、ココア、ホットケーキミックス等、おやつのメーカーとしてのイメージが強いので、ウイダーという、アスリート向けのサプリメントやプロテインを扱うブランドがあるのは少し意外でしょうか。

スポーツ経験者にとって、ウイダーというブランドは、現在こそプロテインやサプリメントのメーカーブランドとしてお馴染みですが、日本での発足は少し変わっています。森永製菓がウイダーというブランドをもつ始まりは、1983年、健康事業部を新設し、展開すべく、アメリカのウイダー社と業務提携をしたことです。最先端のフィットネスノウハウを持つ、アメリカのメーカーとの提携から始まったのは以外と知られていません。

ウイダー社の創始者「ジョー・ウイダー」は、ボディビルをされる方にはお馴染みの人で、ボディビルの神様と称される方です。日本でも「マッスル&フィットネス」等のトレーニング雑誌で紹介されたり、トレーニングをされる方はご存知の人も多いでしょう。また、国際的なボディビル大会も主宰しています。

ウイダー社との提携後、プロテインパウダーをはじめ、トレーニングサプリメントを販売し、本社ビルに本格的なトレーニングジムも開設、トレーニング指導や栄養指導のノウハウも蓄積していきます。

1987年には先に紹介した雑誌、マッスル&フィットネスの翻訳発行も行います。その後、トレーナー育成、フィットネスリサーチセンターを開設等、日本の競技者育成に大きく関わってきます。

1994年にはヒット商品のゼリー状の飲料、「ウイダーinゼリー」を販売。スポーツの最中や前後に、簡単に食べる様に栄養が補給できるこの商品は、広く受け入れられました。

1999年からは、総合的なスポーツ支援を展開、野球、サッカー、ラグビー、自転車競技、格闘技など、様々な競技へのトレーニング、栄養指導を行い、競技者たちへのサポートを充実。現在では、フィギアスケートや、フェンシングなど、オリンピック選手のサポートも行っています。各種プロテインをはじめ、タブレット(錠剤型)や進化していく「ウイダーinゼリー」等、日本のトレーニーを支えるメーカーとなっています。

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