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井岡一翔「目力」でV2だ

予備検診を行う井岡(中央)とクワンタイ・シスモーゼン(撮影・宮崎幸一)
予備検診を行う井岡(中央)とクワンタイ・シスモーゼン(撮影・宮崎幸一)

 WBA世界ライトフライ級王者の井岡一翔(24=井岡)が「目力の差」でKOする。同級5位クワンタイ・シスモーゼン(31=タイ)とのV2戦は明日11日、大阪・ボディメーカーコロシアムでゴング。9日は大阪市内で予備検診に臨み、ボクシングで大事な要素になる視力は、井岡の左右2・0に対して挑戦者は左0・6で右0・9と“圧勝”した。

 自信は揺るがない。クワンタイと初対面した予備検診会場。井岡は「(相手の印象は)特にない。自分の強さを証明する試合をしたい」とサラリと話した。

 身長で5・5センチ、リーチは2・5センチ、胸囲も4・4センチ、相手を上回った。さらに、早期KO決着を予測させるデータが視力だ。左右2・0をキープした井岡に対し、挑戦者は左0・6、右0・9。過去、井岡の世界戦相手で、左右1・0以下だったのは11年大みそかに対戦したヨードグンだけ。当時はWBCミニマム級のV2戦で、井岡が1回98秒でKO勝ちしている。

 素早い動きの見極めが必要なボクシングで、視力の良さは勝つための大切な要素。元世界2階級王者のおじ弘樹氏も「目を殴られたら視力は落ちる。一翔がダメージを受けてない証拠だ」という。今回も視力の差を生かし、完璧なガードで相手の攻撃を防ぎ、高速かつコンビネーション抜群のパンチで倒すつもりだ。

 約8000枚の前売り券は既に完売。海外キャンプ風景などを収めた初のDVDも11日から本格発売されるなど、人気にも陰りはない。「盛り上がる試合をするので、ワクワクして待っていてほしい」。王者は余裕十分だ。【木村有三】

 [2013年9月10日9時6分 紙面から]

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