プロテインは飲めば筋肉が付くわけではなく筋肉修復の補助
プロテインを飲む目的のほとんどは、筋肉の増量ですが、これはプロテインを飲むだけで筋肉の量が増えるわけでも、力が強くなるわけでもありません。アナボリックステロイドという、筋肉増強剤があり、副作用やドーピングの問題が取り上げられることがあります。プロテインという聞きなれない言葉の為か、このステロイドと混合してしまう方もいますが、全くの別物です。
プロテインはあくまでタンパク質であり、食事の代わりです。食事を取るだけでは筋肉は大きくならないように、筋量を増やすには筋力トレーニングがかかせません。
トレーニングで筋肉に負荷をかけたのちに、タンパク質の多い食事をとると、傷んだ筋肉を修復する時に、摂取したタンパク質が筋肉を修復する原料となり、筋肉が大きくなるわけです。この食事の代わりに、市販されているプロテインを飲むことで効率よくタンパク質を摂取できるのです。
もちらん食事に多くのタンパク質が含まれていれば、食事のみでも構いません。つまり大事なのはあくまで筋力トレーニングや競技の練習などによって、筋肉に負荷をかけることであり、そのことによって傷んだ筋肉を修復するのを補助する為にタンパク質が必要になってくるのです。
尚、高タンパクな食事になるよう工夫することにより、市販のプロテインをあまり飲まないアスリートもいます。しかし高タンパク・低カロリーな食事を毎回用意できない。食事に時間をかけれない。食欲がわかない。トレーニング後の食事まで時間が空いてしまう。なるべく炭水化物、脂肪を控えてたんぱく質を多く摂りたい。このような場合に気軽に飲めるプロテインは大変便利です。
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