【オートポリス(大分県)佐藤洋美】全日ロードレース選手権第7戦(JGP2&JGP3は第5戦)は8日、当地で決勝を行い、JGP2の野左根航汰(ヤマハ)はポールポジション(PP)からスタートしてホールショットを奪い、独走態勢で3連勝を飾った。
昨夜の雨上がりの路面は想像以上に滑りやすく転倒者が相次ぐサバイバルレース。野左根も「何度も転びそうになった」と終盤にはペースを上げることが難しくなり、2位の浦本修充(ホンダ)、3位の生形秀之(スズキ)らの追撃をギリギリでかわした。「厳しいレースでした。でも3連勝できて良かった」と野左根は苦闘を振り返った。
また、JGP3は國峰啄磨(ホンダ)が今季2勝目。「最終コーナーは抜かれるかもしれないと思ったけど、イチかバチかに懸けた。スピードを乗せて立ち上がった」と笑顔。2位は徳留真紀(同)、3位は大久保光(同)だった。