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【モータースポーツ】

【F1】6勝目ベッテル、陰では難題と苦闘 第12戦イタリアGP決勝

2013年9月10日 8時46分

ポールtoウインで今季6勝目を挙げたベッテル。獲得ポイントを「222」に伸ばした(カメラ=松本浩明)

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 【モンツァサーキット(イタリア)L・バスコンセロス、柴田久仁夫】F1第12戦イタリアGPは8日、当地で決勝を行い、ポールから圧倒的な速さで逃げたS・ベッテル(レッドブル)が今季6勝目を挙げ、獲得ポイントを「222」に伸ばして4連覇への足固めをした。「再びモンツァで勝てたのは素晴らしい。でも、スタート後の1コーナーで右フロントタイヤをロックさせたし、ギアがストレートで時々抜ける問題も発生。後続と差もあったし、コーナーで頑張った」とコメント。はた目には圧勝も、さまざまな問題と格闘した末の勝利だった。

 これでランク2位のF・アロンソ(フェラーリ)とは53ポイント差。たとえ残り7戦を全勝されても、全て2位に入れば戴冠できる状況となった。

 ○…スタート直後の1コーナーで接触してフロントウイングを交換したK・ライコネン(ロータス)は、コース上でオーバーテークを繰り返すも無得点の11位に終わった。「良いスタートを切れたんだか、ウイングを壊して交換するので20秒はロスしてしまった。クルマの状態は良かったけど、これでチャンピオンシップは終わりだね。残るレースで1つでも多く勝てるように切り替えるよ」とサバサバ。2戦連続の無得点でランク首位との差は88ポイントに開き、さすがに07年以来のタイトル奪取には白旗を揚げた。

 

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