楽天が、快進撃を続ける田中将大投手(24)の記録について、ギネスブックへの申請を検討していることがわかった。現在、開幕から無傷の20連勝で、昨季からは24連勝。ともにプロ野球記録を更新し続けているエースが、シーズン後にもギネスに名を刻む可能性が出てきた。
6日の日本ハム戦(Kスタ宮城)で、2失点完投で20勝目を飾ったマー君。開幕からの連勝は、1912年にルーブ・マークウォード(ニューヨークジャイアンツ)が記録した、メジャー記録の19連勝も超えた。試合後「ピンと来ない」と話していた田中だが、球団関係者は「シーズンが終わってからの話ですが、すばらしい記録ですし、検討しています」と、ギネスへの申請を示唆した。
この日、田中は先発が濃厚な13日・オリックス戦に向け、Kスタ宮城で練習。ランニングやキャッチボールで汗を流し、最後は打撃練習で締めた。優勝マジックを18とし、10日からの勝負の10連戦に「頑張ります!」と闘志。チームの勝利のために重ねた白星が、ギネス記録となる可能性は十分にある。 (橋本雄一)
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