中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 格闘技 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【格闘技】

山中慎介が亀田兄弟戦を熱望

2013年9月10日 紙面から

約1ヶ月ぶりに練習を再開した山中慎介(左)と三浦隆司の両世界王者=9日午後1時28分、東京都新宿区の帝拳ジムで

写真

 WBC世界バンタム級王者の山中慎介(30)が亀田兄弟に対戦を迫った。9日、所属先である東京都新宿区の帝拳ジムで練習を公開。同級は亀田興毅(26)がWBA、和毅(22)がWBOの世界王者で、日本人同士による団体統一戦が実現するかが注目されている。山中は「ぜひやりたい」と、はっきり意欲を口にした。

 山中はこの日、メキシコでWBC世界スーパーフェザー級王座の初防衛に成功した三浦隆司(29)とともに練習を再開した。両者とも12月に防衛戦を予定しているが、リラックスムードで軽快な動きを見せた。

 山中は8月12日にホセ・ニエベス(プエルトリコ)を1回KOで倒し、4度目の防衛に成功した。「2分40秒で終わっちゃった。ダメージもなかった」と余裕たっぷり。その後は夫人の実家がある沖縄で家族サービスに徹していたという。

 だが、報道陣から亀田兄弟との統一戦の話を向けられると、一瞬目がギラリ。「あえて名前は挙げませんが」と断りを入れた上で「チャンピオン同士で、ぜひやりたいです。王者がいっぱいいるので」と最強決定戦の実現を待ち望んだ。

 どちらが相手でも、世界中のファンが注目するビッグマッチになる。問題は山中側、亀田兄弟側のバックにつくテレビ局が異なる点だが、帝拳の浜田剛史代表は「興毅も7度防衛した。あと1、2戦やれば(実現への)流れをつくってくれるんじゃないか」と期待した。 (山崎照朝)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ