【NQNニューヨーク=古江敦子】9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に反発し、前週末比140ドル62セント高の1万5063ドル12セント(速報値)で終えた。終値で1万5000ドルを上回るのは8月23日以来、約2週間ぶり。水準としては同16日以来約3週間ぶりの高値となる。中国の経済指標の改善を好感した。世界経済のけん引役である同国の景気が持ち直しているとの見方から投資家心理が改善。幅広い銘柄に買いが入った。米国によるシリアへの軍事介入問題を巡り、株式市場にとって特段の悪いニュースが出なかったことも買い安心感につながった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸。前週末比46.17ポイント高の3706.18(速報値)と、2000年9月下旬以来ほぼ13年ぶりの高値で終えた。
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