祝福の鈴の音

2012年10月

生憎の雨模様だけど、地元の蕎麦打ち教室に行ってきたよ。

201210141250001
目標はこんな感じ♪
201210141329000

今日は、初めての人が僕ともう一人、あとは受講5回目の先輩が一人。
先輩は黙々と。
僕たちは、先生に教えてもらいながら始まった。

まず、粉の合わせ。
5人前を二八で打つので、500gをそば粉400g、小麦粉100gとする。水は215ccの指示を受けた。
一つのボールにそば粉も小麦粉も一緒にいれるのだけど、必ず、小麦粉から量って入れること
理由は、小麦粉の方が量が少ないから、ボールにいれたときにそば粉よりも山が小さい。
とすれば、仮に小麦粉を後に入れて多すぎた場合に、そば粉も一緒に削り取ってしまう恐れがあるから。

ボールに入れて混ぜるんだけど、この段階は「均一に混ざればオッケー」くらいな感じ。
そして、鉢に移し替える。
水を8割程度入れる。入れ方は、周りから入れていくというよりも、結構真ん中に集めて入れる感じ
(ここは蕎麦打ち体験と大きく違う印象を受けた)
水を入れたら、周りの粉で水を覆い隠すようにしてから、かき混ぜる。
このとき、極力直接水に触れないこと!
かき混ぜ方は、指を必ず立てて混ぜること。左右の手を円を描くようにして混ぜる。指は立てたまま。
男性よりも女性の方がこの工程が上手らしい。
男性は両方の手を同時に使うのに慣れておらず、女性は家事で両手をいつも使うからだろうとのこと。
指を立てて混ざったら(この状態はまだまだ塊には程遠い)、残りの水を入れて、今度は手のひらを使って混ぜる。
これも両手で大きな円を描くように。ひたすら混ぜてゆく。
それでもなかなか塊にならない。ここまでは先生の想定通りみたいだった。
そして、加水をする。今度は、何ccとか、そういうことじゃない。
僕の好きな、「感覚でやる」って言葉が先生から飛び出た。なんか高まる。
水は片方の手ですぼめて受けて、両手を合わせて加水をする。
オッケー印くらいの塊がゴロゴロできるのを目安とする。ゴロゴロが完成したら適当にくっつける。

ここから捏ねの工程。
捏ねる回数は、50回で十分。捏ねる工程でコシが生まれるわけではない。
大切なのは、均一に水がいきわたっていることで、捏ねはあくまでゴロゴロの繋ぎをなくすことにある。
鉢の内側のカーブを利用して、力をぐっと加える。結構伸ばす感じ。
8回やって、今度は縦にして、同じように繰り返す。8回やって、向きを変えて、8回やって・・・。
捏ねの工程は、うまくできていると褒められた!
ま、当然なんだけどさ。捏ねるの得意だからw

捏ね終わったら、菊の花のように割れ目を中心に持っていく。
左手で支えて、右手で回す。このとき、指の跡が残らないように、手のひらで行うことを意識すること
丸っこいのができたら、今度は、それを横にして、円錐を作る。
左手で支えて、右手で少しずつ転がしていく。このとき、円錐を尖がらせないこと
尖がらせてしまうと、押しつぶす時にうまくいかない。
円錐が切れ目がない円錐を目指す。

円錐が出来上がると、鉢から台へ移して、台に打ち粉を敷いて、円錐の尖がり部分をつぶしながら、マルに平らにしていく。

これで、一区切り。
シートをかぶせて、鉢を洗う。片づけをしながら作業を進めること。

次は、伸ばしの工程。
円の真ん中縦に打ち粉を軽く振って、棒を両手のひらで円を描きながら、手前から奥へ移動させる。
向きを変えながら繰り返し、円を大きくしていく。
(この縁にしていく工程が苦手みたい。既にいびつな円っぽい感じになっているw)

ここから、伸ばし棒に巻きつけて、さらに伸ばしていく工程に移る。
ここから先の伸ばし方は、さっきの手の持ち方とは違うので気を付けること。
手を軽くグーにして、棒に爪を当てておく感じで移動させていく。3回で手前から奥へ△の形をイメージして。
手前から奥へくるくるさせて、手前に戻すのを6回して、
今度は180°回転させて反対方向になって、手前から奥へくるくるを5回
そうすると、レモンのような形になるから、今度は伸ばしていない方向を巻きつけて5回
180°回転させて4回
6-5-5-4

そして角出し(教室では四つ出しと呼んでいた)。
手前を伸ばし棒に少し巻きつけてから、別の伸ばし棒でまず左半分を伸ばす。
この時、奥の先端までは行わない。奥の先端は次の工程で行う。
次は右半分。左側と同じ要領で伸ばす。
この次に左側の奥の先端、右側の奥の先端を伸ばす。
棒に巻きつけて、180°向きを変えて、同じことを繰り返す。
そうすると、四角くなる。
(僕の場合は、四角というより、なんかいびつな感じだったけどねw)

正方形では、切りのときに難しいので、さらに少し伸ばし、長方形に整える。

長方形に整えたら、畳みの工程。
この畳みの工程では、打ち粉をしっかりと使う。打ち粉を振ったら、均一に伸ばすこと。
まず、伸ばし棒に巻きつけておいた状態から3分の2くらいを開いて、左半分に打ち粉を振る。
伸ばし棒を左に移動させつつ、棒を逆方向に回転させながら、ピッタリ二つ折りに。
二つ折りにしたら、右端のもっこりはきちっと決める(押さえる)。
次に、下半分に打ち粉をふるい、奥に手を回して、一気に畳む。
最後に、もう一度、上に打ち粉を振って、さらに畳む。

畳みが終われば、いよいよ最終工程の切り。
切りで気を付けるべきは、包丁の持ち方と駒板の支え方。
包丁は、人差し指は伸ばして握りの奥までしっかりと入れること
(ついついこのことを忘れてしまって2回怒られた)
駒板は、ハワイ持ちにする。
包丁はまっすぐ下におろすのではなくて、斜め前へ押し出すようにして切る。
切り終わってから、包丁の腹で駒板を押して、さらに切り進んでいく。
このとき、包丁を上げて駒板を移動させないことと、包丁を上げるときはしっかり上げること
上げきらずにいると、面を包丁で傷つけてしまい、麺が切れてしまう。
20回切って、包丁で持ち上げて右に移動させ、板に落とす。
両手でかき集めて、左手で受けて、面についた打ち粉を振るう
右手に持ち替えて、されに打ち粉を振るって、容器に入れる。

これが全工程。
簡単なようで難しいもんだなあ。

先生に「できそうですか」と感想を聞かれ、「もちろん、できるなって思いました」と答えておいたぜ。
なんたって、捏ねと最初の伸ばしは褒められたからね。
あとは訓練あるのみさ。

そばを打ち終わって、茹でる工程を教わった。
用意するものは、①大きめの鍋、②ボウル、③網のボウル、④氷を入れたボウル、⑤さい箸、⑥時計くらいなもん。
まず、麺の打ち粉を払う。
沸騰した鍋に(そんなにグツグツしていなくてもいいみたい)、麺を入れる。
時間は1分30秒。時計でしっかり計る。
時間が迫ったら、網のボウルを鍋に入れて、麺を掻き入れる準備をする。
時間とともに麺を掻き入れて、水で洗い、氷水でしめる。
水をしっかり切って、盛り付ける。

201210281846000
試食したんだけど、結構美味しくできた♪
技術をしっかり自分のものにして、早く君に自信を持って食べさせたいな。
頑張ろう!



このブログを綴っている時間、君は調理師試験を受けてる。

今日までよく頑張ったね。

思い立ったが吉日的にw、試験勉強を始め、色々な人にアドバイスをもらいながら、頑張ってた。

栄養のこととか感染症や寄生虫のことなんて全く興味がない僕にできることはなんだろうと思っていたんだけど、
僕がやったことと言えば、こんなところかな(あとで何もしてくれなかったと言われませんようにw)。

①高家神社でお参りしてきた
②メモ帳で試験対策を送った
③少し検索を手伝った
④名古屋デートでテキストに付箋を貼った
⑤過去問の答え合わせを一緒にやった
⑥前日と当日にモーニングコールした

一生懸命頑張ってる君の力に少しでもなれればと毎日思っていたよ。

試験時間は2時間だけど、
君はきっと1時間もしないうちに問題を解き終わり、合格を手にするだろう。

あとは、雨降りだから、帰り道気を付けて帰ってくるだけだね。

待ってるよ。





君が試験会場に入る前に、電話で話をして、その後、写メ送ったよね。
高家神社のお守りと、僕の手の写真。
試験が終わって、君からの返事は、お守りを左パイに入れてたとw
慌てて家を出たから忘れてないかなと思って写メ送ったんだけど、
心臓に一番近い場所に置いてくれてありがとう。
ま、この場合、僕の手の写真はまるで・・・いや、やめとこうw


そんなに一緒に寝て欲しいんだったら、手ぐらい繋いでやったっていいんだぜ。
8月4日夜、初めての旅行、川治温泉柏屋にて。
君と一緒の布団に入ることに照れて、とっさに出た台詞。
二人とも大爆笑!
もちろん一緒に布団に入り、手を繋いだ。
手ぐらいじゃなくて背中を撫でた。

まだ俺じゃない!
8月のお盆過ぎ川越滞在中の夜中に。
えっちの最中に地震があって、不安そうな顔をした君に対して言った台詞。
この後、「俺の地震」を起こしたのは言うまでもない。

スパッツをスパッと脱がす。
10月21日名古屋デートのホテルにて。
スパッツを脱いでお勉強モードに入ろうとした君からお願いされたのを良いことに、
「スパッツ脱がせて」を「スパッと脱がせてえ」に聞こえたような気がして、
聞き間違いなのは分かっているけど、スパッと一気にすべて脱がした。
燃えた。

僕はね、ときに君に対して、そんなに頑張りすぎるなよって思うよ。
君はよく頑張ってる。
子供を育ててるのもそうだし、
背負いきれないほどの大きな悲しみを抱いていても、それでも前を向いている。
その力強さは、確かに魅力の一つだけれど、人はそれほど強くないよね。
僕だってそうだ。


強がりを言いたいこともある。
(今の僕こそ最大に強がってるのかもしれないな)
自分自身でさえ強がりに思っていないことさえもあるだろう。
だけど、そんなときは考えてみて欲しい。
分け合い、分かち合っていくことができたら、どういう気持ちになるだろうかと。

下を向いてる時間があってもいい。
嫌んなったり、投げやりな気持ちになったりすることがあってもいい。
僕はずっと君を守るよ。
うずくまりそうなときは、僕が引っ張り上げる。
それでも立ち上がれないときがあるかもしれない。
そのときは、僕は君を待つこともできるし、それとも一緒に寝っ転がろうか。
恋と愛に違いがあるとすれば、その違いはきっとここにあるんじゃないかと思ってる。

君の笑顔も悲しみも全てひっくるめて、僕が君を包み込もう。
優しく肩を抱き寄せよう。
君は安心していい。もう一人ぼっちな気持ちを感じることもない。
僕は全力で君を守る。

心を素直にしたとき、
君は僕の愛を大きいと感じ取ってくれたね。

僕たちは二人で一つになれる。
今、君がそういう気持ちになれないとしても、僕は君を包み込みたいんだ。
これから色んなことを分かち合っていこう。

君を傷つけてしまったね。
ごめんね。

笑うんじゃないかって思って、ただそれだけだったんだけど、本当にすまない。
君を守ると言っているこの僕が君を傷つけるなんて、
何のお笑い草にもならないね。


君は泣いただろうか。

飽きれて、ため息くらいしか出なかっただろうか。



想いは募るばかりで、空回りしてるのも分かってて、
それでいて、小さくて、馬鹿げてて、なんにもなりゃしない。
何の意味もないのかも知れない。
今夜僕が君に何度も好きだって伝えても、それは何の意味もないのかも知れない。

君の言葉一つ一つは、本気のようで、そうでないようで。
信じたくない気持ちが強すぎて、かえってそれが君を傷つけることになっていることにも気付かない振りをしたい。

明日、何もなかったかのように、仲直りしたいな。
そうだったら、なんて最高なんだろう。



掛け違えたボタンを元に戻して、優しく肩を抱き寄せたい。

このページのトップヘ