帰るわね 言ってみたけど 何処帰る もう待つ人のない 京都
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声震え やがて聞こえる 泣き声に 愛注ぐ君の 心伝わる
君と僕 心も身体も 二人でひとつ 共に逝くなら それもまたよし
行ってきます そう言いながら 向かう京 君にとって ここが帰る場所
行く先は たとえ京でも 心はここに ああ、この胸に 飛び込んでおいで
愛しいと 握る両手に 優しさ込めて 二人の愛を 月夜が照らす
「黙ってろ」の続きがあるという君と、歌のやり取りはまだも続く。
会いたいと 思う気持は 期限付き ごめんなさいね 飽き性で
遠すぎる もっといい女(ひと) 探したら? ①探して実感 りんこの魅力 ②あら逆効果 逃げられない
すみません 男友達おおすぎて 一人だけって きめられないの
黙ってろ 覚えてらして お返しね 絶対するわと 心に誓う
飽きたのか 手抜きなのかと 心配に 京都の夜を 懐かしむ
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逢いたいと 想い迷いて 行方探して 辿りついたは 二人だけの愛
逢いたいと 想い焦がれて 戸惑って 揺れに揺れる 君の目の奥
戸惑いも 哀しみ、投げやり 何もかも 受け止めるさと 君を覗き込む
逢いたいと 嘆き気持ちは 君だけが 抱くものでなく 僕もまた同じ
逢いたくて ただ逢いたくて 逢いたくて 気持ち止まらず 黙って上向く
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かんぱいよ 心すなおに みつめれば りんこはいつも 貴男の大きな愛の中
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飽きてない 手抜きもしてない 恨めしく 眼を落す先に 腫れた両膝
触れる肌 その感触を 大切に 思えばこその むき出しの膝
何度でも 君に囁く 包み込むよと できない約束 する男ではない
目に見えぬ 大切なこと 伝えたく 素直な心を 静かに待ったよ
乾杯と 言ってくれて はっとする ビールの味は こうも変わるものか
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かんぱいと わざと平仮名 打ってみた だってりんこは 貴男に完敗
遠いのに 見染めた貴男 いじわるね 淋しがりなの 知ってたくせに
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なるほどね 言葉遊びに 慣れてきて 楽しさまでも 見つけていた君
今すぐに 息止まるほど 抱きたいよ 絡み合う指は 誰も解けない
淋しがる 君の気持ちは 分かっていたが 止められないんだ 君への想い
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そばにいる 寝ててもいいの なぜかしら ふんわりほんわか 包まれ幸せ
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あの昼寝 そんな風に 見てたのか これでようやく 心の霧晴れた
その言葉 聞いただけで 伝わるよ 君が僕に 注いでくれる愛