祝福の鈴の音

2012年09月

今日はゆったりのんびりと。
こういう日はゆっくりと時間が進むね。
僕はね、何にもしない、こういう時間がこうもいいもんなんだなって初めて思ったように思う。

夕方になって、近くのスーパー銭湯にでも行こうかと。

その前に少し川越回ろうって話になったね。
お目当てはKOEDOビールの白生ビールなわけだけどさw

早く温泉に行きたいとぐずる少年は、そっと無視しておきながらw、
君から時の鐘の前を通りたいというリクエスト。
キョロキョロしながら、「さっきのとこ曲がれるよ」と教えてくれたね。
この町のイメージを少しずつ膨らませてくれている君に心から口づけしたくなる。本当嬉しいんだ。
事故っちゃいけないから、ぐっと我慢さ。
すぐさまUターンして、右折。
時の鐘の目の前まで車をつけることができたね。

21時の鐘122時の鐘2
































そして、ちょうど時刻は18時。
初めて鐘が鳴らされる音を聞いた。
感激だったよね!
初めて時の鐘が鳴るのを君と一緒に聞けて、本当に嬉しかったよ。
君の肩を抱き、鳴らされる鐘の音は、心の奥にこだまを繰り返して響いていた。
心の奥の方を突き動かすかのようなこだま。
肩を抱く手に力が入ったのを今も覚えてる。



近くの枡屋という酒店でKOEDOビール白を購入するも、あまりの愛想のなさに少々ビビるw
もうあの店では何も買わん。

ようやくグズル少年のリクエスト通り、温泉へ向かう。
とその前に、富士見バイパスを走っているとその先から花火が上がり始めたね。
ずっと花火を見たいと言っていた君と、この夏の終わりに花火が見れるなんて!!
めちゃ嬉しそうな君に僕の気持ちは舞い上がったよ。打ちあがりそうな気分w
吉野家に急いで車を止めて、花火を二人で眺めたね。
少年は目の前に温泉があるのに、なかなか行こうとしない僕たちに完全に呆れ、この上なくぐずってたww
そんなことはお構いなしさ。
僕たちは、そんな少年のおかげで、二人っきりで花火を眺めることができたもんね。
短めの花火だったけど、綺麗で、何より君と一緒だったのが最高!
再来年は一緒に川越の花火大会に行こうね。前に話したとっておきの場所に行こう。

ようやく少年の希望通り、はつかり温泉へhttp://www.kuranoyu.jp/hatsukari_top.html
富士見バイパスの横にあるとは思えないw
ライトアップが意外と雰囲気を出してて良し。

少年はお目当ての滝を目指して女湯にまず行って、
その後、男湯に戻ってくることに。
お客も多いから、見つけられるかなあなんて心配しながら、
しっかり野天風呂行ったり、サウナ行ったり楽しんでいたよw
サウナから出て汗を流そうと洗い場に行くと、鏡越しに少年がwよくすぐ見つけたね。
ニコニコしてた。
少年からは塩をつけて寝っころがると風が当たって気持ちいいし、肌がつるつるになるとか、色々と教授されたw
塩サウナで塩を失敬して二人とも体に塗りまくりw
数分おいてお湯で流して、きれいさっぱり。つるつるに。
君もよくやってるって少年から聞いて、君のすべすべ肌を思い浮かべる。
思い浮かべてたところで、あっちに行こうとかこっちに来てくれとか、とにかく忙しいww

そして、野天風呂で空を見上げると、白鳥座がキラリ。
フルチンで寝っころがって見上げる。なんとも優雅だw
ま、すぐに場所の取り合いになったけどねw

伊香保のところで書かなかったけど、
風呂上がりの君は本当に綺麗。
少し化粧をした君の顔も好きだよ。目元が本当に綺麗で素敵に思う。
つるつる肌にも触れると、恥ずかしそうに微笑む君はとっても可愛い。

綺麗と感じれば綺麗と言い、可愛いと感じれば可愛いと言う。
そして、大好きだという気持ちをそのまま素直に大好きだと言う。
今までは照れもあって、すぐには言葉に出さなかったことや、何度も言ってるって思うことも、
これからは何度でも言いたいし、何度でも言うよ。
それで、君に僕の気持ちが身体いっぱい心のどこかしこにも伝われば、最高!


早くおうちへ帰ろう


夕飯は遅めになったけど、お好み焼きを作ってくれたね。
少年は、なんでだったか、グズって「ご飯いらへん」なんて言って、そのままふて腐れてたw
気にせず二人で食べちゃったもんねww
25夕食~お好み焼き2君は、失敗だったって言ってたけど、そんな風に全然思わなかったよ。
また作ってほしいな。

実は、失敗作にも出会ってみたいw

どんな顔して僕が食べるのか楽しみにしておいておくれ。
でも、わざとは嫌だよww









そして、君を可愛がり、二人くたくたのまま、君は僕の腕の中で眠る。


縁切寺満徳寺を後にして、次のお目当てへ。
もちろん温泉さ♪

縁切寺に行くまでに渋滞に巻き込まれたり、警察に出会ったりで、
時間が押しちゃったから、
水上までたどり着いても、あんまりゆっくりできないかもなあって不安が頭をよぎる・・・。
宝川温泉、ずっと二人で行きたいねって言い合っていたから、
楽しみにしてたし、今日行こうって言った時の君の嬉しそうな顔を見てね、
ますます行きたかったんだ。
混浴だしw

まずは車を走らせる。
なかなかの距離がある感じだったよね。どうしたものか・・・。
少年の「あと何キロ?」の連発がこれまた参るw
うーんうーんと思っていると、目的地変更の提案を君からもらったねw
無理せず予定変更。ありがとう。

宝川温泉は、本当あの場所でゆったりのんびりしたいもんね。
泊まりが絶対いいし。
あそこは泊りにしようねというと、これまた嬉しそうな君を見て、
僕は本当にうれしい気持ちでいっぱいになったんだよ。
(10/6に実現するし、本当楽しみだねー♪)

縁切寺資料館でもらった群馬県マップを見ながら、伊香保温泉に目的地を変更。
渋川伊香保ICで高速を降りて、伊香保温泉郷へ。

途中で小雨が降り始めたけど、
雨の露天風呂もいいよねと言ってくれる君に本当心が躍ってた。
急ブレーキで君を抱きしめたい気持ちを抑えるさ。
一緒に過ごせるのならどこだっていい。
僕はね、君と過ごせるのなら、どこだっていいんだ。

伊香保温泉郷に近づくにつれ、まず、どの旅館に入ろうか迷う。
どこが露天風呂がいいのか、どこはいまいちなのか・・・。ノーマークだっただけに、これには参ったね。
伊香保温泉に着くと、なんだかもうゆっくりしたいねってことになって、
宿探しもしてみたよね。
・・・だけど、連休のためどこも満員で泊まれる宿はなかったね。
当然と言えば当然なんだろうけど、残念だった。
温泉組合に電話したけど、素泊まりで1件くらいしか空きがなかったね・・・。
ゆっくりすることができる感じがしなかったから、検索続行。

伊香保ロープウェイ隣のバス停留場に車を止めて、
君は車の中でじゃらんを検索。僕と少年はロープウェイ乗り場で地図とパンフ集め。
19伊香保ロープウェイ2行き当たりばったり的な旅行の難しさを知ることになった。
ロープウェイ付近で探索するも、収獲なし。
そして、少年と二人で、こだまを楽しんだ。
すぐ下のバスの停留場に止めてある車の中で君は意味不明な「おーい」というアホなこだまを何度も聞いただろうねw
車中で笑ってるかなと思って戻ると、真剣にじゃらん検索を続けてくれていた君の横顔を見ると、心の中でごめんなさいw






20伊香保~雨上がりの虹通り雨が降って虹がかかる。近くのおっちゃんに教えてもらった。
早く写メ撮って、君に見せようと慌てたwだから指がかかってるww









結局、宿は満員、パンフもいまいち。
唯一の収穫は、伊香保温泉郷への入り口付近で通りかかった「黄金の湯館」のタオル券を入手したこと。
だけど、これに喜んでくれた君にびっくりしつつ、嬉しかった!
君のこういう一面は本当素敵に思う。
小さなことにも笑ってくれたり、喜んでくれたり。素敵だ。
(大きなことに「へえ」とか、自分で言ったことにすっかり忘れてるところには、辟易することもあるが・・・w)
行こう行こうってことで、黄金の湯館へhttp://www.itoenhotel.com/hotel/ikaho_grand2/

なかなかよし♪
気兼ねなくゆっくりできそうな雰囲気だったよね。もう、そこに住んでるんじゃないかと思うような人がいたりねw
いろんなコーナーがあることにも驚いた!
休憩所は和室と洋室(部屋は暗くて映画がついてたね)、漫画室(ネット付)にカラオケルーム。
夫婦がお風呂上りに、スーパーで買ってきただろう刺身を広げたりなんかしてる光景を見ると、いいなあと。
生活を楽しんでる感があって、こういうの好きだな。
要は、絶対持ち込みってことだねw

温泉に入る前に、まずは一杯w
缶ビールを分け合って飲んだね。残念なほどベトベトの自販機ポテトと一緒にw
僕は、こういうのも好きなんだ。飾りっ気なく君と過ごすのは本当に楽しい。
(たまにはお洒落なこともしようと言われそうだけどwwそのときはそのときでまた考えるさw)
少年は、長机に置いてあるメニューからたこ揚げが食べたいとか、ポップコーンが食べたいとかw
特にポップコーンには執着していたねw
やっぱあれかな、自販機でポップコーンを作るのが見てて楽しいから欲しかったんだろうね。
君と僕は鬼の拒絶w
特に君の拒絶っぷりは勉強になるw
そういう厳しいところのある君も大好きだよ。
当面少年のポップコーン愛は続いたとさw(続きすぎて現在20120923に至っている)

主役の露天風呂も良かったと思う。
眺めはないけれど、いい湯だった。芯からあったまっていくような柔らかさがあっていい。
少年は、「一句読んでいい?」と突然の大提案ww
もちろんいいよと答えると、うーんと考え、ひねり出した。

露天風呂 蚕を入れれば 蚕風呂

蚕が季語になるのかとか聞いてきたことにはびっくり。
色々少年が興味を持つように、僕自身もアンテナ広げたいと思ったよ。
沢山のことを教え、一緒に考え、可能性をどんどん広げたいと思ってるんだ。

少年と和室大広間で君を待つ。
少年にはミックスフルーツ、僕はコーヒー牛乳。そして君には牛乳w
乳があるだけに牛乳がいいよねと少年と笑うw
もうね、ずっと広間入口を凝視。早く来ないかなあってね。
そして、ようやく君が現れると、目の前がパッとなる感じだったよ。
冗談でもなく、本当パッと明るくなる感じ。きっと髪がオレンジだからってわけじゃないさw

そうして、僕たちは伊香保温泉郷をあとにした。
(帰り道、少年に塩キャラメルポップコーンを買ってあげたねw)


その夜、時間をかけてゆっくりと君を抱いた。
大爆発記念日w
いつか京都以上の感じ方をしてほしいなあって思ってたんだ。

ゆったりと眠って(今回はちょっかい出さなかったw)、朝を迎え、だらりと過ごして、さあて、どこに行こう。

一応プランは考えていたんだ。
ただね、本当は君に黙って行って、その後驚かせようと思っていた場所だったんだよなあ。
前にネットで盛り上がった場所だったし、僕にとって必要な場所に思ったしね。

高速に乗って、ひたすら北上。群馬を目指す。
途中渋滞に巻き込まれちゃったけど、君といれば、渋滞さえも気にしない気にしない♪
ただ、花園ICで高速を降りようとしたところで、警察に止められちゃったね・・・。
警察は嫌だ。
後部座席の少年のシートベルト締め忘れ・・・1点減。
5月に28㌔オーバーで3点引かれたばかりだから、気を付けないと。

まあ、なんだ、その、身を乗り出しすぎたね。はしゃぎすぎw
そりゃあ、運転席と助手席の間にいたいもんなあ。
君と僕が手を握ってると、いちゃいちゃを離したくなるしw(いい加減キレそう
少年も流石に反省したのか、おとなしくシートベルト締めてたねw
今後は高速と有料道路は絶対締めさせようね。
事故を起こすことはないと思ってるけど、何かあったら大変だし、僕も反省してる。
楽しくドライブしたいもんね。

ま、怪我の功名というか、シートベルトをしてくれることで、のんびり手を繋ぎながら楽しく運転できることになったよねw


縁切寺満徳寺
http://www8.wind.ne.jp/mantokuji/index.html
2縁切寺満徳寺~正面1
正面












10駆込み寺~裏から2
裏から























15縁切寺満徳寺~復元本堂1
復元された本堂                                    
















資料館の中では、実際の縁切状があって、君も食い入るように見てたねw
絶対こうはならないぞと心に決めた。
何度も決めたさw

徳川氏ゆかりの地というのも興味深かったね。
(徳川家康の孫娘千姫)

そして、縁切寺満徳寺の目的地へ。
このために、今日ここに来たんだもんね。

14縁切・縁結厠2



(白)
僕を取り巻くすべての悪縁が切れますように。

(黒)
君(名前入れた)との良縁が結ばれ、幸せが続きますように。










幸せは悪縁と縁を切って、良縁と縁を結ぶことから訪れる。
僕はパンフレットを見ながら、妙に納得。
そうさ、ここでしっかり悪縁を断ち切って、君との良縁が結ばれれば、きっと幸せになる。
そして、僕は君を幸せにするよ。

まあ、トイレを目の前に言うことじゃないかもしれないけど、
僕は君を幸せにします。

ここに来てね、なんだか悪縁が切れていくような、そんな感じがしたよ。
影響受けやすいとか言うな
そして、僕は、君と結ばれることを祈って、心から祈って、水洗レバーを押すw
このシステムどうにかならないのかww


幸せは、きっと、笑顔のうちにあると思う。
君の素敵な笑顔を絶やさないように、僕は君を守って、君を幸せにする。
改めて心に強く決めた、ここはそういう記念の場所。


先週川越に来てくれたばかりだというのに、君に逢いたくてどうしようもない僕は、
9月10日に高速バスの予約をした。
滑り込みの1座席。
キャンセルがあって、たまたま空席になったんだと思う。
やったぜとニヤニヤしながら、
君を驚かせたいのもあってちょっと黙っていようと思っていたw

まあ、次の日には話してしまったわけだけどw
(話の展開もあったけど、もうね、君に逢いたい気持ちを伝えたくて仕方なかったんだよ)

なんだかんだと話しているうちに、君が川越に来てくれることになったね。
「今度は一人で行くのはどう?」って!!
嬉しい反面、先週の疲れが取れていないはずだから心配もあり・・・めまいは本当心配。
だけど、嬉しい方が勝っちゃう。
当然だよね。スカで話をしているときも抱きしめたい気持ちでいっぱいなんだからさ。

それでもね、僕は京都に行くことになるかもと思ってさ、実はなかなかキャンセルしなかった。
予定は未定ってよく言ったものさ。

君に逢いたくて、笑顔を見たくて、手を繋いで、抱きしめて、キスをしたい。

でも、昨日の朝、君に見透かされたようにキャンセルしてって言われたね。
お見通しだなあとw

それなのに、最後まで来るかどうか迷う君に、僕は朝からドキドキしていた。
夕方になっても考え中と・・・。新幹線で夜行くか、明日の朝に行くか、行かないか・・・。
来てくれたばかりだし、疲れもあるよ。
それに、めまいが心配。めまいは時間がかかる。
新幹線って言ったって、左足もまだ痛みがあるって言ってたし・・・。
身体が大事だから、来れなくても仕方ないよねって思っていた。自分を慰めた。

19時を回って君から届いたメールは、「車にのってるよ」

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
車?車で来てるん??
なんで??車大丈夫なの?本当?雨大丈夫?絶対安全運転だよね?
途中でやめたりしない??Uターンしたいって駄々こねないよね??
やった!

仕事がなかなか進まずにすぐに電話できなくてごめんね。
メール見た瞬間、すぐにでも電話して、抱きしめたかったよ。
少年も一緒だったね。
言うまでもなく、二人きりでいたい気持ちは溢れてくるけど、少年がいるのが生活ってもんだ。
そういう生活を大切に思ってる。
僕の人生観も君と出会って変わっていってるんだなあ。
君を大切にするってことは、少年も、お兄ちゃんも大切にするってことだと考えてるよ。

途中、メールしたり、電話で話をしたり。
3連休だから、渋滞もあって、ゆっくり進む時間帯もあったね。
君に逢える。

いつものように?君に眠るように促されて、24時を回って、布団に潜った。
この間は28時前だったから、今回もそのくらいかなあ。
休憩はさんだり、途中眠ったりしながら来てくれる方が絶対安全だから、気長に待とうっと。
早く逢いたいなあ。
川越で何するってのも決めてなかったけど、のんびり過ごすのもいいよね。
なにより君が僕の傍にいることが最高に嬉しいんだから。

日付変わって、26時。
枕元に近寄る気配に目をさまし、君が最高の笑顔で現れて、抱きしめた。
「おかえり」って言うと、「ただいま」って返す君。
そのまま二人とろけるように。
ま、君は「私着いたばっかりなんやけど?」と思っていたみたいだけど、
僕は我慢できなかったのさ。
何か言おうとする君に「黙ってろ」ってねえww

最高に素敵な笑顔だった。僕の大好きな笑顔だったよ。

疲れただろうとか、
まずはゆっくり眠ろうとか、
荷物降ろすねとか・・・、色々気の利いたことを言うことはできただろうにね。
そんなことを何一つ言わなかったね。


僕は君を強く抱いた。
溢れる君の中で、僕の気持ちをぶつける様に強く君を抱いた。
僕たちは解け合い、お互いの気持ちを重ねるように、抱き合ったね。

来てくれてありがとう。

髪の毛をオレンジ色に染めたのを知ったのは、君の笑顔を見てから随分経った後だったねw

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