キーマンインタビュー クリック証券

本日はクリック証券の畠山部長におこしいただきました。よろしくお願いします。

はい。よろしくお願いします。

はじめにお聞きしたいのが、賞金総額2000万円の「シストレFXグランプリ」についてです。コンテストの趣旨を聞かせていただけますか。

はい。まず一番のポイントは、収益を競うだけのコンテストではないということです。「シストレソフト部門」というものを設けています、これはシステムトレードソフトに限らず、トレードに少しでも役立つソフト、トレードが楽しくなる仕組みであれば、参加することができるというものです。もちろんシストレのソフトでもOKですけどね。デザインも含めた総合的な完成度から受賞者を選出するものです。例えば価格を読み上げるような仕組みですとか、トレード結果をカラーグラフ化して表示するシステムなど・・・。トレードに役に立つ、面白いアイデアなら何でもOKなんです。当社の社長も元々はシステムエンジニア。開発をやっていたという経緯もあり、そういった発想力を試せるコンテストにしたかったのです。もちろん、それとは別に収益を競う「トレード部門」も用意しています。これは500万円という仮想資金のもと、FXのデモ取引環境を使ってシステムトレードに挑戦することができるトレードコンテストで、1年間運用して順位を競っていただきます。自作のシステムトレードソフトを使っても構いませんし、クリック証券が提供する自動売買ソフトを利用することもできます。

それは面白い企画ですね。「トレード部門」ではタレントさんも参加されているそうですが6月2日以降、現在の途中経過はいかがでしょうか?また、今後の見どころは。

1位の方が飛びぬけて好成績(6月26日現在)です。昨年8月以降は、それほど大きな為替変動はなかったように思われますが、そんな中、非常に上手に取引をされているようです。ただ、まだ始まったばかりですからね2位以降の方にも是非とも頑張っていただきたいですね。

なるほど。これから参加しても大丈夫なんですね。話は変わりますが、新しくリリースされたシステム売買ソフト「フェスタ」について教えていただけますか。

いえいえ、「フェスタ」ではなく「FASTA(ファスタ)」と言います。覚えてくださいね(笑)。
昨今、システム売買をやりたいという方は本当に増えています。しかし既存の売買ソフトは英語表記がほとんどです。例えば移動平均線なんかもMoving Averageと表記されている。少し受け入れにくいですよね。「FASTA」は日本語表記です。それに、例えば「25本移動平均線が75本移動平均線を越えたら買い」などという条件であれば、基本項目は設定済みですので、25本あるいは75本といった数値を変更するだけでいいのです。また、大きな特徴としてバックテストも可能です。「こんな条件だったら、あんな条件だったら、結果はどうなっているのだろう・・・」等、過去のデータ検証においてはデータ探しも大変な作業ですが「FASTA」であれば簡単に検証できるんです。現在は、FXのデモ取引環境でのみのご提供ですが、なかなか損切りができないという方にも是非、「FASTA」を使っていただきたいですね。売買ルールを決めてしまえばそれに従うわけですから、変な欲に負けずに自身の決めたルールに従って取引することができるんです。使えるツールでしょ?名前は「FASTA(ファスタ)」ですからね。

はい。しっかり覚えました(笑)。それにしても日本語表記ですか、それはありがたいです。人気が出そうですね!その他にもセールスポイントが豊富なクリック証券さん。取引コスト面では業界最高水準のサービスを提供されていますが、その他、特徴があれば教えてもらえますか。

はい、特徴は色々ありますが、やはり自社でクオリティーの高いシステム開発ができるということですね。社長はもともとシステム開発者ですし、このことって結構大事なんです。アウトソースしなければならない開発費用を削減できるわけです。そしてコスト削減した分を更なるシステム開発費に回すことが出来ます。また、お客様からいただく手数料も極力軽減させていただくことが可能になる訳です。メリットはそれだけではありません。自ら開発ができるということは、お客様からのシステム改善要望にも迅速に対応することができるわけです。

なるほど。クリック証券さんの強みですよね。そして何よりクリック証券さんの特徴と言えば、高評価のトレーディングツール「はっちゅう君」と、情報ツール「FXチャートGold」も忘れてはいけません。それぞれの特徴を教えてもらえますか。

はい。「はっちゅう君」の一番の特徴は「スピーディーに発注ができる」ということです。単純明快ですよね(笑)。レート一覧をダブルクリックすると、注文入力画面がポップアップし、迅速に注文が出せます。FXの場合は24時間取引、売買チャンスが常に存在しますから、ストレスを感じさせないスピードが大事になります。また、リアルタイムで更新されるチャート上からの発注も可能なんです。ちなみに、はっちゅう君の「ちゅー」はキャラクターのネズミです。「発注」にもかかっています。もうすでに、皆様お気づきですかね・・・(汗)。そして、「FXチャートGold」はリアルタイムでチャートやレート、ニュースを表示するツールです。特徴としては発表されたニュースに番号が付加され、それがチャート上に表記されるというもの。つまりチャート上の番号とニュース番号が連動します。「この値動きはこのニュース発表があった時」ということが一目瞭然。見ていて面白いですよ。もちろん口座開設をされた方は無料で利用することができます。

チャートを見るのが楽しくなりそうですね。「FXツールバー」についても教えてもらえますか。

はい、これはレートやニュースがツールバーに自動更新されて表示されるというものです。弊社に口座が無くても無料で利用できますので、どんどん使ってもらいたいですね。ツールバー上の表示なので、クリック証券以外のサイトを開いている時でも見ることができます。また、設定をしておけば、経済指標の発表などを事前にアラームで知らせてくれるので、とっても便利です。経済指標の発表等はレートの値動きに影響を与えることが多いですからね。チャートとニュースを連動させることによって、きっと様々な発見があると思いますよ。

最後に、畠山部長が考える御社の今後のビジョンについて教えていただけますか。

そうですね、お客様が本当に必要とするサービスを提供し続ける会社でありたいと思います。例えばですけど、弊社では「モバトレ君アプリFX」というツールを用意しています。これは携帯に対応したレート・情報ツールなんですが、待ち受け画面にレート表示が可能なので、ログインする必要がないんです。ちょっと値段が気になる時って結構あると思うのですが、いちいちログインしていたら大変ですよね。待ち受け画面ならサッと見ることができます。ちょっとしたことかもしれませんが、少しでもお客様に便利を感じてもらいたいですし、必要なものはしっかり提供させていただきたいと思います。もちろんコスト面でもお客様に喜ばれる条件を今後も提供し続けていきたいと思っています(笑)。

ありがとうございました。

編集後記

クリック証券さんのスタッフさんは、皆さん若くてとっても明るい方たちでした。特に畠山部長はとっても気さくな方です。最初は恐い方かと思っていたのですが・・・失礼(汗)。撮影時にカメラをジーっと見つめられて、目を逸らしてもいいいの?・・と一言。場が一気に和みました。もちろん明るいだけではありません。真面目に真剣に顧客サービスを考えている方でした。インタビューでは「なるほど!」と思わされる発言を何度も聞かせていただき、関心の連続で、大変楽しい時間でした。畠山部長はとっても頭の回転が速く、クリック証券さんのカラーを象徴するような方です。これからもユーザーを大いに楽しませてください。期待しています。

2008年6月

クリック証券株式会社 畠山 一教

クリック証券株式会社
外国為替部長
畠山 一教 (はたけやま・かずのり)


1972年 広島県生まれ。
FXに関しては、黎明期から現在まで従事しているFXのプロフェッショナル。
2000年にトリフォ株式会社においてFX事業部の立上げに参加。その後、FX部門を分社化しカスタマー・ディーラー、FXセミナー講師を務める。
2007年8月にクリック証券株式会社へ入社、外国為替部長としてFX部門を統括。
自身のディーリング経験から、今後、FXの発展にシステムトレードは、不可欠なものであり、個人投資家にその裾野を広げるためにシストレFXグランプリを企画・運営している。

外国為替証拠金取引は、取引対象である通貨の価格の変動により損失が生ずることがあります。また、取引対象である通貨の金利の変動によりスワップポイントが受取りから支払いに転じることもあります。さらに、取引金額がその取引について顧客が預託すべき証拠金の額に比して大きいため、その損失の額が証拠金の額を上回ることがあります。相場状況の急変により、ビッド価格とオファー価格のスプレッド幅が広くなったり、意図した取引ができない可能性があります。取引システム又は金融商品取引業者及び顧客を結ぶ通信回線等が正常に作動しないことにより、注文の発注、執行、確認、取消しなどが行えない可能性があります。また、取引を開始するに当たっては、事前交付書面(取引ガイド、契約約款など)の内容を熟読し、自己の資力、取引経験及び取引目的等に照らし適切であると判断する場合にのみ、ご検討ください。