宮城県警は９日、会員制交流サイト「アメーバピグ」のパスワードを入手できるコンピューターウイルスを作成したとして、福岡県久留米市の高校１年の男子生徒（15）を不正指令電磁的記録作成などの疑いで書類送検した。
また、このウイルスで同サイトに不正にアクセスしたとして、奈良県橿原市の中学３年の男子生徒（14）を不正アクセス禁止法違反などの疑いで書類送検した。
宮城県警によると、２人はネットで交流があり、高１男子は中３男子の依頼を受け、サイト内で使われる仮想通貨を増やすソフトと偽って、ウイルスをネット上に公開。このソフトを使うと、２人のメールアドレスにパスワードなどの情報が送られる仕組みだった。
中３男子は不正アクセスを繰り返し、他人がサイト内で所有するキャラクターを売って、約10万円分の仮想通貨を入手していた。
高１男子は「自分の技術を自慢したかった」、中３男子は「仮想通貨が欲しかった」と話しているという。〔共同〕
アメーバピグ、コンピューターウイルス、不正アクセス、ウイルス作成
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