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独誌「米英情報機関 スマホに侵入可能」9月9日 4時9分
アメリカの情報機関が極秘に大量の個人情報を収集していた問題で、ドイツの有力誌は、アメリカなどの情報機関が、「iPhone」などのスマートフォンに侵入して所有者の位置情報などの個人情報を入手できる状態にあると伝えました。
これはドイツの有力週刊誌「シュピーゲル」が7日に伝えたもので、アメリカのCIA=中央情報局の元職員、スノーデン容疑者から提供された極秘文書の中に記されていたとしています。
それによりますと、アメリカのNSA=国家安全保障局とイギリスの情報機関は、「iPhone」やグーグルの「アンドロイド」を搭載した携帯端末などに侵入し、電子メールや電話番号、それに所有者の位置情報などの個人情報を入手できる状態にあるとしています。
また、スマートフォンの「ブラックベリー」について、シュピーゲル誌は、2009年にセキュリティー機能が強化されて、いったん侵入できなくなったものの、次の年にはイギリスの情報機関がこれを解読したと伝えています。
ドイツのベルリンでは、7日、情報機関や政府による監視に反対する大規模なデモが行われており、こうした記事を受けて、個人のプライバシー保護の強化を求める声が一段と高まりそうです。
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