「WiLL」の今月号の特集は物凄いものだ! (4)
日本は何時までも、先の大戦の押し付けられた自虐史観に囚われすぎていると、取り返しの付かない、日本が日本たりえない、とんでもない芯のない、腑抜けたような国に成り下がる可能性があります。口先だけの平和を呪文のように唱え、人権だ人権だと騒ぐ、プロ市民のいう事を信じていると、日本に対して野心を抱く、特亜三国のいい餌場になってしまいます。それを朝日新聞は望んでいるのでしょうか。
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雑誌、『WiLL』の10月号は、特集記事を組んでいますが、朝日新聞に対しての朝日新聞一社に向けての集中攻撃です。12人の筆者と、10本に論文や対談が並んでいます。きのうまで櫻井よしこ氏の、「つけ火して 煙り喜ぶ 朝日新聞」という題で、麻生太郎氏の発言に対しての、曲解とも言うべき記事を捏造して、騒ぎを起こそうと企みましたが、少なくとも国内ではそれほどの効果を上げ得ませんでした。
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しかし国際的に見ると、よほど用心してかからねばなりませんが、肝心の安倍首相が今のところ、ぶれずに泰然自若としていることが、何よりもの日本の為になっていますが、安心もしていられません。その安倍叩きは、自民党内部から起こるかもしれませんし、日本の朝日を中心とする新聞や,NHKを筆頭に、日本のテレビ局は、特亜工作機関に乗っ取られたと専らの噂というより事実として、独り歩き始めました。
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今日も、その関連記事を書きます。韓国がしつこく、もうこの件は嘘っぱちと分かりきった事件なのに、嘘も百回言えば本当になるとばかりに、世界に向けて慰安婦問題をレベルを上げて、「性奴隷」とまで呼ぶようになり、チャイナべったりの、アメリカの前国務長安、ヒラリー・クリントンまで、公の場で、今後「従軍慰安婦」は、「性奴隷」と呼ぶような演説をしました。知らないうちに、事態は悪い方向に進んでいます。
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《 総力大特集 朝日新聞は 絶滅危惧種だ! 》
【 朝日が “建てた”米国慰安婦像 】 一回目
ジャーナリスト 山際 澄夫
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[ 私は日本軍の性奴隷 ]
「慰安婦像」がベールを脱いだ日、米カルフォルニア州グレンデールの公園では、安倍晋三首相の顔写真に、ナチスのハーケンクロイツ(鉤十字)を書き込んだプラカードを勝ち誇ったように掲げる韓国系住民の姿があった。韓国人が母国から持ち込んだ、「慰安婦像」は、在米の日本人や日本からの反対運動にも関わらず、七月末に除幕式が強行された。
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その式典でグレンデール市議らは、「日本を非難する政治的な碑ではない、平和の碑」、「全ての戦争犠牲者のため」などと、碑の意義を強調したが、その言葉と裏腹に、これが日本だけを標的にしたものであることは、「慰安婦」像の足元に刻んだ碑文によれば明らかだった。碑文は英語で、(「私は日本軍の性奴隷でした」 I was a sex slave of Japanese military.)とのつぶやきで始まっている。
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また、(乱れた髪型は、この少女が大日本帝国陸軍によって、住んでいた家からさらわれたことを象徴しています)、(肩に止まった鳥は私たちと犠牲者の絆を象徴しています)という。さらに、こう解説されている。(1923年から1945年にかけて、20万人以上のアジア人とオランダ人の女性たちが、家からさらわれ、大日本帝国軍によって強制的に性奴隷にされた)、(日本政府に歴史的な責任の受け入れを求める)。
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もはや、「慰安婦」像などという生易しいものではない。同盟国に、日本叩きの、「性奴隷」像が誕生したのである。これがソウルの日本大使館前の、「慰安婦」像と同じように、日本叩きに利用されるのは間違いない。こうなることは最初から予想できた。だからこそ、グレンデール市議会の公聴会に韓国系をはるかに上回る、八十人もの在米日本人が詰めかけ、「慰安婦」像建設反対の意見表明を行ったのである。
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ところが肝心の日本政府は、グレンデールに対して建設反対の意思を伝えず、マスメディアも除幕式まで報じる事はなかった。韓国のプロパガンダ阻止に立ち上がり、結局は敗北した在米日本人のやり場のない怒りはいま、世界中でウソをばらまく韓国系のロビー活動に対してと同様に、祖国・日本のメディアに向けられている。
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[ 領事館の対応 ]
ロサンゼルス日本総領事館は、「慰安婦」像の建設に反対するどころか、日本人の反対運動を諌めることまでした。このことについては、九月号の本誌で、在米の目良浩一氏が(総領事は市長に会いに行った模様ではあるが、何を提案したかについては、行動を起こした日本人の有志が訪ねても何らの回答を得られなかった。逆に穏便に、韓国側の感情を逆なでしないように、と注意された)と指摘している。
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何らの回答も得られなかったはずである。総領事は明確に反対していなかったのである。そのことを現地日本人が知ったのは、七月九日の公聴会の席上、市議五人のうち過去二度も韓国を訪問している、「慰安婦」像設置の推進役、キンテロ市議(元市長)の発言からだった。キンテロ氏は、日本側の「韓国訪問の費用は誰が出したか明らかにしてほしい」
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との質問には、一切答えず、「公聴会には失望した。日本は第二次世界大戦中のフィリピンでの、『バターン死の行進』や『南京大虐殺』など、歴史の真実を教えていない」などと、「慰安婦」像建設に反対する、日本人の反対表明に露骨な不快感を示したうえで、こう述べたのである。「日本の総領事館とも連絡を取っているが、彼らは我々のやっていることを承認もしていないが、反対もしていない」。
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「河野談話で日本も認めている。日本人の大多数は私と同じ意見であると思う。興味深いのは日本の宝塚、福岡など三十六都市が慰安婦についての決議を行っていることだ」。そこに居合わせた多くの日本人が、「屈辱的」だったと口々に証言しているのが、キンテロ氏のこの発言だ。
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河野談話が、なお存在していることだけでも、日本人には受け入れ難勝ったはずだ。それに加えて、「慰安婦」に対し、政府は公式に謝罪、補償を求める意見書を採択した宝塚市など、韓国のプロパガンダに呼応する日本の自治体がこんなにもあるのだ。そして何より、「日本政府は反対していない」というのである。
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[ 横行する敗北主義 ]
現地有力紙、ロサンゼルスタイムズ紙電子版(七月十日)が一面で報じた、「慰安婦」像承認をめぐる記事がある。そこにロサンゼルス総領事館の見解が、担当者の実名入りで紹介されている。この中で担当者は、(日本の基本的な考え方は「問題を政治・外交問題にしないということ」)と説明している。
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しかし、「慰安婦」像建設に反対するとは一言も述べていない。(「慰安婦」像を政治問題にしたのは、グレンデールか、それとも日本からの抗議のメールか)、とロスアンゼルスタイムズの質問に対しても、(「私は答える立場にない」)と述べているだけだ。この記事が出た後、新美総領事は、(日本が(「慰安婦」)犠牲者への支払いを拒否しているというのは正確ではない。日本は謝罪している。
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アジア女性基金でも償い、金を払った)などというだけで、「慰安婦像建設に反対」とは述べていない。一体、何のために寄稿したのだろうか。「慰安婦は性奴隷ではない。政治問題になっても外交問題になっても反対する」のが本当ではないか。やっと外務省の佐藤報道官が、「慰安婦」像について、「我々の考えと相容れない」、と述べたのは公聴会終了から二週間以上経った参院選終了後の七月二十四日である。
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しかし、報道官は、「相容れない」とは言ったが、ここでも反対の根拠になる筈の、「慰安婦は性奴隷ではない」という肝心なことには一言も触れていない。グレンデールへの抗議メールを呼びかけていた、「なでしこアクション」(山本優美子代表)には、総領事館に連絡したというアメリカ在住日本人からこんな声が寄せられていた。
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「ロスの日本総領事館に電話をして、なぜ抗議しないのか問い合わせたところ、抗議すれば韓国はますます怒って次の慰安婦像を作ることになるだろうとのことでした。ニュージャージ州で慰安婦碑が建設された時に抗議し、日本から議員まで訪ねて行ったことが、今回の慰安婦像建立に繋がった。だから韓国側を刺激しないように、抗議も賛成もしなかった。
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『公聴会の日本人のスピーチを聞いていたが、韓国人の方が説得力があった。日本人は少し、感情的になりすぎて、売春婦だとかいう言葉を使ったりしていたので議員が不快感を持ってしまい、スピーチを聞いて、益々慰安婦像建設に、賛成したくなった』といっていた」。日本政府にはこんな敗北主義が横行しているのである。
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[ 「なんで慰安婦?」 と皮肉 ]
ここで総領事館側が言及している。「ニュージャージー州で慰安婦碑が建設された時に抗議し、日本から議員まで訪ねていった」こととは、昨年五月に、古谷圭司(現国家公安委員長)、山谷えり子氏ら衆参の国会議員四人が、米国で最初に、「慰安婦」碑が建設されたパリセードパーク市を訪問し、「慰安婦」碑の撤去を求めたことを指す。それがかえって逆効果となったというのである。
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しかし、ウソとデタラメの、「慰安婦」碑の撤去を求めて何が悪いのか。そんな議論を避けるような姿勢だからこそ、キンテロ氏に日本政府は反対していないと誤解させることになったのではなかったのか。強気で働きかけて、建設中止に追い込んだケースもある。例えば今年四月には、デトロイト周辺で、「慰安婦」像の建設が中止された。
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その理由は韓国メディアの報道によれば、日本からの抗議メールのほか、総領事が動いた結果、建設の許可を検討していた自治体のほうで、「慰安婦問題が日韓間の外交問題であることが理解できた結果」だったという。どういう呼び掛けが奏功したのか詳細は不明だが、本気になって取り組めば一定の効果はあるのである。
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しかも、米国にも韓国系のごり押しに対する疑問の声は確実にある。グレンデールの地元ニュースサイト、「グレンデールニュース」には市議会が、「慰安婦」像の建設を承知したことを風刺する漫画が掲載されていた。「慰安婦」像のそばに子供を連れたお母さんが立ち、「うちの子娘は市議会のことを訊いているんじゃなくって、何でこんな像が建ったのか訊いているのよ。答えを待っているんだけど」とつぶやいている。
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市議会が承認したのは分かるが、何で、「慰安婦」なの?と疑問を投げかけている。普通のアメリカ人からすれば、なぜ70年前も前の話に抗熱狂するのか理解できないのである。歴史認識問題での外務省の致命的な欠陥は、中国や韓国の歴史の捏造の中身に踏み込んで議論することを避けることである。それでいて、「侵略と植民地支配」を認めた村山談話、河野談話を持ち出して、日本はこんなに謝罪していると説明するのが常なのである。
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日本の外務省は要するに無責任で、今までの慣習を破ってまで自らの信念を押し通すことのできない、弱腰の優等生だったという事でしょう。自分から面倒なことには首を突っ込まない。日本より、自分と自分の家族の方が大切だという個人主義者が、外務省という国を背負う立場に入ってしまったのが、何にもまして変えていかなければ為らないことでしょう。
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こういう捏造した歴史観で相手の国を攻撃してくるのは、まさに私はテロ行為と同じだと思います。その国の誇りと信用を貶めるテロ行為そのものです。いまの世界でテロリストと妥協する政府は、そのことだけで世界の袋叩き似合うでしょう。しかし日本を攻撃することは世界の国々にも多少のメリットはあるかもしれません。
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今日の前半には、朝日新聞に関する批判は、出て来ませんでしたが後半に出てくると思います。韓国とチャイナの言掛かりは、一種のテロ行為として考えて行かなくては、日本は不道徳で不誠実で野蛮な国家として、認定されてしまいます。日本の外務省こそ日本のガンでありましたが、そこら辺の変容は安倍首相に期待しています。
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