【日韓】 国際社会は人類の歴史上最悪の戦犯国・日本の「ナチ化」を眺めるだけか/京郷新聞社説[04/24]

1 ：蚯蚓φ ★：2013/04/25(木) 23:22:38.12 ID:???

‘安倍の日本’がついに限度を越えた。安倍晋三日本総理は数日前、参議院に出席した席で「侵
略の定義は学界でも国際的にも決まっていない。国家間関係でどちら側から見るかによって違う」
と話した。太平洋戦争の渦中で数多くのアジア人に消せない傷を残した侵略の歴史まで否認した
のだ。

安倍総理はますます傍若無人の姿勢を見せている。昨日は麻生太郎副総理をはじめ閣僚3人と
国会議員168人の靖国神社参拝に対する韓国と中国の抗議に「私たちの閣僚はどんな脅迫にも
屈しない」と一蹴したという。日本の右傾化はもはや単純に周辺国家との外交摩擦次元を抜け国
際社会の普遍的歴史観に挑戦する状況に達した。

振り返れば日本の右傾化は戦後処理が明らかでなかったことに起因する。鳩山一郎とともに日本
自民党を作った吉田茂は1951年、サンフランシスコ講和条約で「復讐の正義ではなく、正義の平
和」云々したことがある。

太平洋戦争の戦犯らを人類の名のもとに処罰した極東国際軍事裁判について「勝者の判断によ
る断罪」とごり押し主張した安倍総理の最近の発言と一脈通じる大きな課題だ。ナチスドイツに比
べて酷いところはあっても優ることがない、人類の歴史上最悪の戦犯国が終戦6年で事実上の免
罪符を受けたことから問題だった。米国が日本の右傾化という毒きのこを育てた責任から自由に
なれない理由だ。

日本の右傾化は単純に過去の歴史に対する解釈に留まらない。戦犯国家のカサブタを引き剥が
し平和憲法改正と軍事大国化を通じて‘過去の光栄’を再現するという宣言に他ならない。

文化的にはナチスドイツ式人種主義の傾向まで見せている。一部極右団体では「韓国人を殺そう」
という極端なスローガンまでさけんでいるという。東アジアの平和を脅かす動きだ。韓半島の安定
を揺さぶる北朝鮮の戦争威嚇とは違う次元の深刻な問題だ。

国際社会はこれまで日本の右傾化に過度に寛大だった。ナチスドイツの象徴だったスワスティカ
(ハーケンクロイツ)の使用を法で禁じながらも日本軍国主義の象徴だった旭日昇天旗が堂々とオ
リンピック試合場でひるがえることを許容するのが代表的な例だ。

安倍の妄言は日本の右傾化を見過ごしてきた国際社会に鳴る警鐘だ。直ちに私たちから変わら
なければならない。右傾化された日本を実質的威嚇と認識しなければならない。朴槿恵（パク・ク
ネ）政権もやはり外交部長官の訪日取り消しなど外交的ジェスチャーで対応した従来の慣行から
脱して国際社会と積極的な連帯を模索しなければならない。

日本の右傾化の象徴である旭日旗の国内、国際的な使用禁止はもちろん、世界史を書きなおそ
うとする日本の妄動を糾弾する、国連次元の決議案採択にも乗り出さなければならないだろう。日
本の右傾化はもはや国際社会が共に対処しなければならない問題だ。

ソース：京郷新聞(韓国語) 社説]国際社会は‘日本のナチ化’を眺めるだろうか
http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201304242233315&code=990101