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08 Sep 2013 15:53

【韓国ブログ】私は2020年東京五輪招致に反対する

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  委員会(IOC)総会で決定する。招致レースを争っている日本、マドリード、イスタンブールの3都市は、接戦のまま最終投票を迎える。

  韓国人ブロガーのイム・ジェフン(ハンドルネーム)さんは、五輪は東京でだけは絶対に開催されてはならないという考えの持ち主。8月31日には「2020年東京夏季五輪開催を防がなければならない理由」と題したエントリーを投稿し、その理由について説明した。

  筆者によると、キム・ウンヨン前国際オリンピック委員会副委員長は8月30日、韓国メディアにコラムを寄稿した。そこでは、最終投票では東京とマドリードの一騎討ちになるだとうと予想し、開催地が東京になった場合は「2018年の平昌冬季五輪とマーケティングの分野で協力したら良い」との考えを示したという。

  だが、筆者はこの考えに断固反対する。なぜなら、筆者が見る日本は第二次世界大戦を引き起こした「戦犯国」であり、最近は歴史を歪曲(わいきょく)し、軍国主義を復活させようとしている五輪開催にふさわしくない国だから。「平昌五輪と協力」などという発想は、あり得ないことなのだという。

  筆者は、東京五輪開催を食い止めるために、韓国政府は「東京五輪は世界平和に逆行する行為だ」と外交レベルで世界にアピールすべきだとも考えている。「東京五輪になったら、ヒットラーがドイツ民族の優秀性を誇示した1936年のベルリンオリンピックと同じような、歴史上、恥ずべき大会となるだろう」とまで言い切った。

  韓国では旭日旗を「戦犯旗」、「軍国主義の象徴」と敵視する傾向がある。どうやら筆者はその認識に染まっているようで、ブログには旭日旗とハーケンクロイツの旗を「=(イコール)」でつなげる画像まで添付し、日本は「戦犯国」なのだと繰り返しアピールした。

  東京五輪に決定した場合は、日本の政治家が五輪を政治利用し、街には旭日旗があふれ、靖国神社に参拝する日本人が相次ぎ、歴史に罪悪感を持たない人が増えるだろう、と最悪な光景まで描いてみせた。筆者にとって五輪開催が東京に決まることは、“恐怖”でしかないようだ。

  ブログでは最後に、サッカー日韓戦で韓国の応援団が掲げた「歴史を忘れた民族には未来はない」と書かれた横断幕の写真を掲載。戦犯旗がはためく競技場で韓国選手を試合させないためにも、東京五輪は開催してはならないのだと主張した。(編集担当:新川悠)(イメージ写真提123RF)

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