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IOCと東京招致委が開催都市の調印式
9月8日 6時56分

2020年のオリンピックとパラリンピックの開催都市に決まった東京とIOC=国際オリンピック委員会の調印式が行われ、招致委員会の竹田恒和理事長は「IOCと世界の皆様に選んでもらったことを心から感謝したい」と喜びを語りました。

2020年のオリンピックとパラリンピックの開催都市を決めるIOCの総会は7日、アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれ、東京とイスタンブールの2つの都市の最終投票の結果、東京が60票を獲得して36票のイスタンブールを抑えて開催都市に決まりました。
決定の舞台となったアルゼンチンのブエノスアイレスでは日本時間の8日午前6時半すぎから調印式が行われ、IOCのロゲ会長や招致委員会の竹田理事長、東京都の猪瀬知事などが証書にサインをしました。
続いて開かれた記者会見で竹田理事長は「政府、東京、財界、スポーツ界が連係して一致団結して大きな支持を受けて国民からも支持を受けた。IOCと世界の皆様に選んでもらったことを心から感謝したい」と喜びを語りました。
そして安倍総理大臣は「日本は安全で確実なオリンピックをできると期待してもらったと思う。しっかりと総理として責任を果たしていくことを約束する」と語りました。
またロゲ会長は「東京は非常に高い質を誇る都市であり、これまでの経験を生かすことできる都市だと思う。個人的にも魅力を感じることが多くあった」と述べて東京への決定を祝福しました。
東京でのオリンピックとパラリンピックの開催は1964年の大会以来、56年ぶりの開催でこれから7年後に向けて開催計画に沿った準備と選手強化の動きが本格化します。

今後のスケジュール

7年後のオリンピック開催に向けて、まずは今回の招致活動の中心を担った東京都やJOC=日本オリンピック委員会などは大会の運営に当たる組織委員会を5か月以内に立ち上げることになります。
東京都によりますと組織委員会は来年2月をめどに立ち上げられる予定です。
こうした組織を作ったうえで競技施設や選手村の整備、各国の選手団や応援団を受け入れる宿泊施設の確保、移動に必要な交通網の整備などが順次行われていきます。
そして6年後の2019年には日本国内でラグビーのワールドカップやオリンピックのテスト大会が行われ、2020年の大会に向けての総仕上げをする計画です。

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