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馬場、猪木の前で受け身を取るこの男は?
2013年09月08日 16時00分

若きBI砲も口を開け注目。右から猪木、馬場、九州山、沖、林、平井、大木、田中

【東スポお宝写真館】写真は1960(昭和35)年、東京・日本橋浪花町にあった日本プロレス道場(プロレスセンター)での一コマ。沖識名レフェリーの指導のもと、受け身の練習に励む若手選手たちの姿だ。

 

 右から入門間もない猪木寛至(アントニオ猪木)、馬場正平(ジャイアント馬場)、九州山、沖レフェリー、林幸一(ミスター林)、平井光明(ミツ・ヒライ)、大木金太郎(キム・イル)、田中政克(田中忠治)といった面々。ちなみに前方で「犬神家の一族」のごとく両足を上げて受け身の見本を披露しているのは樋口寛治、後のジョー樋口レフェリーだ。

 

 このころ、プロレスラーとしての基礎を培った猪木は「もちろん根本の師匠は力道山だが、細かい技術的な面で言うと、レスリングが吉原さん(功=後の国際プロレス社長)、寝技や関節技、絞め技が大坪(清隆=日本プロレスのコーチ)さん、そしてプロレス全般の師匠は沖さんだった」と述懐している。

 

 荒れ狂う外国人レスラーにシャツをビリビリに破かれ、小太りな体形をさらす姿で知られる沖レフェリーだったが、実はハワイ相撲の横綱で、柔道ベースの関節技をもマスターした猛者。大相撲の関脇からプロレスに転向した力道山を短期間で世界のトップレベルへと育て上げた指導者としての手腕もダテではない。

 

 1回のテークダウン、投げ技によってポイントが加算され、勝敗を左右するアマチュアのレスリングや柔道競技と違い、プロレスはいくら投げられてもダメージさえ残らなければOK。レスリング選手や柔道選手は「テークダウンを取られない、投げられない」ために鍛錬を重ね、反射神経を磨く。技の攻防でお客さんを楽しませることを目的とするプロレスの場合は「投げられても平気」な肉体をつくり、受け身の技術を磨く。根本的に発想が違うのだ。

 

 日本マット界では11月に藤波怜於南(父は藤波辰爾)、12月に百田力(祖父が力道山、父が百田光雄)と2世、3世レスラーのデビューが続く。プロレスを知り尽くした父親たちが最も心配し、細心の注意を払っている技術が、このプロレス独自の受け身だろう。





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