【リレーエッセー：格闘技女子会】Ｖｏｌ．４１：世Ⅳ虎

　こんにちは、世Ⅳ虎２０歳です。っつーことでこのコラムも２回目。まだまだ世Ⅳ虎様のことをわかってねぇ野郎どもに、今回はプロレスラーになった理由を教えてやっから。よーく聞いとけよ。

　あれは４年前の１６歳の夏。中学卒業して、職人やってた時の仕事の休憩時間、ケータイをいじってたら風香さんのブログが出てきた。

　うちがまだ非行の道にそれる前、風香さんのファンでよく会場にいったりしてたから。

　そのブログを見つけた時、何の迷いもなく「よしこですけど覚えてますかー？」ってメッセージ送ったんだわ。そしたら１分もしないうちに風香さんから「覚えてるよ！ってかプロレスやらない？」。これがきっかけだった。

　いきなりでビビったけど、やっぱ昔から知ってる風香さんからのお誘い。何より、小学生のころの将来の夢「プロレスラーになる」をかなえるチャンスだったんだ！

　そんで、何日かして面接みたいな感じで新木場１ｓｔＲＩＮＧに呼ばれた。

　面接会場近くに行くと、風香さんから電話が。「よしこちゃん、サングラスはとってきてね！」。そうだ、この時の世Ⅳ虎様の服装のタイトルは…浜崎あゆみ！

　ストライプのワンピースに黒金のヒール。おまけにサングラス。遠くから風香さんが見つけてくれたおかげでサングラスだけは回避できた。

　サングラスをとって控室に向かうとそこには、風香さんと愛川、須佐、夢ちゃんとジャムおじさんみたいな人がいた。

　後々このジャムおじさんみたいな人がうちの団体の社長だとわかった時には鳥肌がたった。

　面接はその場で即入門。意外とあっさり、プロレスラーの道を歩み始めた。っつー感じで今週はここまで。

　次回は…なんかおもしれぇ話書くから！　てめぇら世Ⅳ虎様の東スポコラム楽しみにしとけよ。そこんとこ、世露Ⅳ苦！