Hot Soup Processor 改変史
赤色 -> HSP本体の拡張・改善
緑色 -> HSP及びスクリプトエディタのバグフィックス
青色 -> スクリプトエディタの拡張・その他
ver2.3d -> ver2.4
- wait命令の待ち時間でのCPU負荷を軽減した。
- gsel命令にウインドゥを非表示にするスイッチを追加。
- コンボボックスを作成するためのcombox命令を追加。
- リストボックスを作成するためのlistbox命令を追加。
- カレントディレクトリを変更するためのchdir命令を追加。
- 最初に配置された入力ボックスにカーソルが合うように修正。
- 式にCやJavaと同じ演算子(==,!=,<=,>=,<<,>>)も使用可能にした。
- 加減算を行なう書式(a+,a-)をCやJavaと同じ書式(a++,a--)でも通るように変更。
- 配列にまとめて代入を行なう書式(A=1,2,3,4...)を追加。
- 行単位で文字列にアクセスするためのメモリノートパッド命令セットを追加。
- str命令に数値を10進・16進数文字列に変換するスイッチを追加。
- マウスカーソルの移動、表示ON/OFFを行なうmouse命令を追加。
- オブジェクトの内容を変更するためのobjprm命令を追加。
- オブジェクトに直接Win32メッセージを送るためのobjsend命令を追加。
- 指定ファイルを削除するdelete命令を追加。
- ディレクトリの内容を取得するためのdirlist命令を追加。
- EXEファイル実行時はシステムメニューの「About HSP...」を出さないように変更。
- exec命令に関連付けされたファイルの実行、指定ファイルの印刷などの機能を追加。
- スクリプトエディタから直接HTMLヘルプを起動できる「ワンキーヘルプ機能」を追加。
- スクリプトエディタの強制終了時にセーブダイアログをキャンセルできない不具合を修正。
- スクリプトエディタの「文字列の置換」メニューの動作が不便だったのを修正。
- スクリプトエディタに「START.AX」という名前でオブジェクトを作成するメニューを追加。
- いつのまにかフルスクリーンモードが使えなくなっていた不具合を修正。
- exec命令のHSPタスク実行待ちがDOSコマンドには無効になっていたのを修正。
ver2.4 -> ver2.4c
- sdim,dim命令でのメモリ制限をなくし自由なメモリ確保を可能にした。
- dirlist命令に、ディレクトリ、隠しファイル属性の選択をするオプションを追加。
- 実行されたEXEファイルがあるディレクトリを示すシステム変数exedirを追加。
- EXEファイルやスクリーンセーバーを作成する際のファイル名の制限をなくした。
- EXEファイル実行時のウインドゥ初期サイズを設定可能にした。
- フルカラーモードでも透明色コピーモードを使えるように変更した。
- objsend命令を拡張。LPARAMに直接値を設定するスイッチを追加。
- スクリプトエディタから呼び出されるHSP2.EXEのディレクトリをスクリプトエディタと同じ場所に変更した。
- 文字列変数で2次元以上の配列が使えなかった不具合を修正。
- peek,wpeek,getstr,strlen命令が配列変数に対して正しく代入されなかった不具合を修正。
- text命令によるメッセージ出力スピードが以前と違っていた不具合を修正。
- 「変数=-変数」という記述が無効だった不具合を修正。
- CやJavaスタイルの演算子「==」が正常に動作しなかった不具合を修正。
- 一部の機種で「start.axの作成」メニュー実行時にエラーが出る不具合を修正。
- hspref.htmのbsave,int,str命令へのリンクが間違っていたのを修正。
- システム変数paluseが、マニュアルでは間違った名称(gmode)になっていたのを修正。
ver2.4c -> ver2.4d
- 新しく作成したウインドゥでは[Alt]+[F4]による終了ができないように修正。
- 外部DLL呼び出しに、新規typeを追加。
- 特殊制御文字として「\r」(キャリッジリターンのみ)を追加。
- 指定したオブジェクトに入力フォーカスを合わせるためのobjsel命令を追加。
- 文字列の一部を取り出すためのstrmid命令を追加。
- ある文字列を、文字列変数の中から検索するためのinstr命令を追加。
- mci命令の戻り値(文字列)がシステム変数refstrにも反映されるように変更。
- 拡張プラグインhspext.dllを添付。34種類の拡張命令を使用可能にした。
- 書式エラー「??? type[] val[] ex[]」の表示形式を変更。
- sysfont命令でメモリ開放が行なわれなかった不具合を修正。
- input命令の入力ウインドゥで文字列を完全に消去できなかった不具合を修正。
- listbox命令で指定した変数に、選択したインデックスがリアルタイムに反映されていなかった不具合を修正。
- サイズ可変のウインドゥにオブジェクトを置いた際に、スクロールをさせるとオブジェクトの座標がずれる不具合を修正。
- gcopy命令の高速モードで、画面外にコピーしても一般保護エラーが出ないように修正。
- palfade命令で、パレットコード255がうまくフェードされない不具合を修正。
- チェックボックスに対してobjprm命令を使用した場合に変数が更新されなかった不具合を修正。
- peek,wpeek命令で得られた値がマイナスになってしまう不具合を修正。
ver2.4d -> ver2.4e
- 新しく作成したウインドゥが[Alt]+[F4]で終了できなくなっていたのを戻した。
ただし、onexit命令での終了時ジャンプをするように修正されました。
- EXEファイル実行時に、メインウインドゥを非表示にするオプションを、スクリプトエディタに追加。
- スクリーンセーバー実行時に終了できなくなっていた不具合を修正。
ver2.4e -> ver2.4f
- ginfo命令にタイプ4(スクロール座標取得)を追加。
- repeat〜loop命令内で、break,continue命令によるプログラム制御を可能にした。
- clrobj命令で削除されたオブジェクトIDが再利用されるように修正。
- 拡張プラグインhspext.dllを更新。
3種類のクリップボードアクセス命令と、8種類のアプリケーションキャプチャー命令を新規に追加。
- 日本語文字列において、一部の漢字コードが正常に表示されない不具合を修正。
- getstr命令の区切りキャラクタが全角の漢字コードがある場合に誤認識される不具合を修正。
- bsave命令で、保存サイズを省略した時に131072byte以上のバッファではエラーになっていた不具合を修正。
- 非常に深いディレクトリ階層ではEXEファイル実行ができなかった不具合を修正。
- スクリーンセーバーの終了時にonexit命令が機能しなかった不具合を修正。
ver2.4f -> ver2.4g
- 拡張DLL呼び出しパラメータを追加。
- rnd,stick,getstr,strlen命令で代入される変数の型が自動的に設定されるように変更。
- line命令に始点を指定するパラメータを追加。
- 拡張プラグインhspext.dllを更新。TCP/IP通信命令の修正と追加を行なったほか、
sockputb,sockgetb,ipget命令、HSV形式による色指定を行なうためのhsvcolor命令を追加。
また、aplget命令の仕様を一部変更した(上位互換)。
フォルダ選択ダイアログを表示するためのselfolder命令を追加。
- DirectXを使用するためのプラグインhspdx.dllを新しく追加。
- 「DLL呼び出し方法リファレンスマニュアル」にBorland C++ BuilderでのDLL作成方法の項を追加した。
- bload,bsave命令でファイルの先頭からのオフセット値を指定できるように修正。
- エラーメッセージを日本語に変更。
- 実行時にデバッグモードを追加。実行中の変数の状態や、内部パラメータの参照を可能にした。
- スクリプトエディタの「外部ファイル実行」に、オブジェクトファイル作成のオプションを追加。
- スクリプトエディタでの「実行ファイル作成」が正常に終了した時には、不要なDPMファイルが削除されるように変更。
- スクリプトエディタの「packfile編集」モードで1024ファイルまでの選択を可能にした。
- すべてのHSP関連プログラムをMicrosoft Visual C++ 6.0で再コンパイルした。
これにより、EXEやDLLファイルのサイズに多少の変動があります。
- 「+=」「-=」の書式が一定の条件下でエラーになる不具合を修正。
- 深いディレクトリ階層ではjpeg画像が読み込めなかった不具合を修正。
- #includeを使用した時にエラー行表示がおかしくなる不具合を修正。
- エラーダイアログにソースファイル名が正しく表示されない不具合を修正。
- フルスクリーンモードでデバッグウインドゥをONにした場合の不具合を修正。
ver2.4g -> ver2.4h
- bcopy命令で、転送元にpackfileで埋め込まれたファイルも指定可能にした。
- 拡張プラグイン、hspext.dllに拡張ファイル管理命令fxdir, fxlink, fxshort, lzdist, lzcopy命令を追加。
また従来のTCP/IP関連命令を独立させhspsock.dllにまとめた。
- sdim命令で確保されるメモリ管理機構を若干変更した。
- 関連ファイルをすべてVisual C++ 6.0SP2で再コンパイルした。
- objsel命令でアクティブなオブジェクトを調べるオプション(-1)の不具合を修正。
- button命令でのジャンプ後、stop命令を無視することがある不具合を修正。
- 閉じ括弧の後のマイナス記号が無効になる不具合を修正。
- スクリプトエディタを最小化したまま終了した場合の不具合を修正。
- スクリプトエディタの検索、置換に関する不具合を修正。
- packfileで埋め込まれたファイルに対してexist命令を使った場合の不具合を修正。
- hspext.dllのクリップボードに関する命令で、一般保護違反が出ることがあった不具合を修正。
- 大きなサイズのスクリプトをコンパイルしようとした際に一部の環境でエラーが出る不具合を修正。