2013年9月7日

韓国人客を歓迎、エリアパスPR 境港でイベント

 JR西日本などは外国人客に山陰・岡山エリアを周遊してもらうエリアパスを期間限定販売しているのに合わせて6日、境港市のJR境港駅前で環日本海定期貨客船を利用して来県した韓国人客の歓迎イベントを繰り広げた。

 エリアパスはJRの列車(特急は自由席)に3日間乗り放題で4千円。7月から台湾、韓国、香港客を対象に発売し、2カ月間で約500枚売れた。来年2月末まで販売する。

 歓迎イベントには、JRや鳥取、島根両県、境港市の関係者約20人が参加。「ようこそ境港へ」とハングルで書かれた横断幕を掲げ、鬼太郎ファミリーの着ぐるみが愛嬌(あいきょう)を振りまく中、同市昭和町の国際旅客ターミナルからシャトルバスで同駅に降り立った韓国人客らに、両県の観光パンフやグッズの入った袋を手渡した。

 この日入港した定期貨客船の韓国人客のうち約30人がエリアパスを購入。釜山から来た洪樹※(フォンスヒ)さん(48)は「鳥取砂丘や白兎神社に行きます。エリアパスがあると行動範囲が広がっていい」と話していた。

※はネ喜

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