2013.9.8 05:01

阪神・桧山引退 坂井オーナー「貴重な選手だった」

阪神・坂井オーナー 「本当に長い間、チームの中軸としても、控えの立場でも常にたゆまぬプレースタイルでファンを魅了した貴重な選手だった。晩年は代打の切り札としていぶし銀の勝負強さでファンの歓声に応えてくれた。心からご苦労様と言いたい」

阪神・南球団社長 「日曜日(1日)のゲーム前に僕のところにきて『今年で引退する決意をしました』と。その前にこちらから連絡をして、時間を取ってほしいといっていたが、翌日にはすでに決心していた。一口に22年というが、生え抜きで20年といえば遠井吾郎さんぐらい。本当に長年がんばってくれた。彼のあとを継いでくれる生え抜きを育てないといけない」

阪神・和田監督 「先輩、コーチ、監督として桧山の22年のすべてを見てきた。ひと言で言うなら準備の達人。万全にして向かうという姿勢でやってきた。後輩たちにもいい見本として、語り継がれていくと思う」

桧山の母・桂子さん(77) 「22年間本当によくがんばった。長い間、球団にもお世話になりました。お疲れさま、と言ってあげたい」

球団記録だった代打打点記録「98」を桧山に抜かれた“先代の神様”阪神・八木裕2軍打撃コーチ 「最初に思うのは『長い間お疲れさま』ということだね。自分が恥ずかしくないプレーをできたのであれば、44歳ということを考えても素晴らしいこと」

(紙面から)