2013.9.7 18:25(1/2ページ)

虎・鳥谷、桧山引退に「一打席懸ける姿が印象的」

会見を終え、笑顔を見せる阪神・桧山=西宮市内(撮影・白鳥恵)

会見を終え、笑顔を見せる阪神・桧山=西宮市内(撮影・白鳥恵)【拡大】

 プロ野球阪神の最年長選手、桧山進次郎外野手(44)が7日、兵庫県西宮市内のホテルで記者会見し、チーム一筋22年目の今季限りでの現役引退を表明した。球界からは「代打の神様」へねぎらいの言葉が寄せられた。

阪神・和田監督の話「若いころから球界で確立されていないウエートトレーニングに取り組むなど、先を見据えてやっていた。ひと言で言うと準備の達人。万全にして向かう姿勢は後輩たちに見本、手本として語り継がれると思う」

阪神・鳥谷の話「まだまだ体が動いているし、もっとできるんじゃないかと思っていたので、びっくりしている。試合に出ている選手よりも汗をかいてグラウンドに出ていく姿、一打席に懸ける姿が印象的」

阪神・西岡の話「桧山さんのプレーを見てプロの世界でやりたいと思った。小さなころからテレビ画面の中の人だった。僕らしさを出してプレーできているのも、桧山さんがやりやすい環境をつくってくれたから」

阪神・南信男球団社長の話「オフのサイン会は嫌な顔をしないで引き受けてくれたし、野球振興にも熱心だった。阪神一筋22年は最長なので、お疲れさまと言いたい。後を継ぐ生え抜きを育てていかないと」

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