3Axis Brushless Gimbal for DSLR 製作 その1

ブログを再開しました。目下の関心事は 3Axis Brushless Gimbal for DSLR Size です。Tarot 製を待っていますがまだ発売されません。

ネットでは既に DJI Zenmuse Z15 for Panasonic GH3 が $2776.56 で販売されています。
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DJI Zenmuse Z15 for Canon 5D MarkⅡ/Ⅲ も $2973.28 でプレオーダー受付されています。
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Alary Design 社の Phoenix は洗練されています(値段未発表)。軽さを追求すると 3Axis Brushless Gimbal for DSLR Size の最終型はこんな形かも。
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でもプロで売り上げる方は別としてジンバル30万円等は高すぎます。墜落したとき泣くに泣けません(30万円あれば往復航空券10万+コンドミニアム代10万+食費お小遣い10万で1ヶ月ハワイで遊べます)。加えて DJI 等は私の使用する Sony HDR CX630V に対応しません。そこで Sony HDR CX630V 用の 3Axis Brushless Gimbal を製作します(キッド等は市販のもの、作り方は他の DSLR Size カメラ用と共通します)。

市販のジンバルキッド大です(GoodLuckBuy で購入、以下全て同じ)。Glass Fiber 製 $209.02、Carbon Fiber 製 $270.49。
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ジンバルキッド小です。Glass Fiber 製 $103.28。
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大きさが結構違います。ジンバルキッド小で対応できれば小を使い、モーターのトルクが足りなければジンバルキッド大を使う予定です。ミックスもあり得ます。
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左のモーターはジンバルキッド大用の iFlight製 iPower GBM5208-150T(168g)$78.26、右はジンバルキッド小用のメーカー不明 4008(86g)$44.59。GBM5208-150T は予想以上に大きく重いです。こんなに大きく重いモーター初めて見ました。Zion Pro 800 に搭載できるかな。余分なキッドをカットするなどの軽量化が必要です。
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コントローラーは FPV Model で購入した 3Axis用 Alexmos Simple Brushless Controller(YUN-1)です。最新版は$150.00(ジンバルに乗っているのはバランス調整用の犬の遊び道具)。
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ちなみにうちのアホ犬りん(22秒)。

コントローラーのソフト設定はデータのない古いパソコンで行います(Aleksey Moskalenko さんのHPは相変わらずウイルスバスターで危険なWebサイトとされているので、念のため本ブログでは重要データを除外したパソコン使用を奨励します)。ただし個人的には Aleksey Moskalenko さんを信頼し尊敬しています。最新の follow モードなど凄すぎます。
*上記はAleksey Moskalenko さんのHPにあるソフトを使う場合の話です。FPV MODEL 等のHPにあるソフトを使う場合はこの限りではありません。
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Alexmos Simple Brushless Controller(YUN-1)のソフト設定
(1) まずUSBを認識する FTDI USB Driver をダウンロードおよびインストールします(FPV MODEL からダウンロードした Assistant_ver_1.0.0.0 内の FTDI USB Driver フォルダにはインストール用ファイルがありません、と思います)。
http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm からダウンロードします(Google で FTDI USB Driver と検索)。Windows なら 2.08.30 をダウンロードしてインストールします。

‥‥久しぶりの記事で疲れました。続きは次回に繰り越します。

3Axis Brushless Gimbal for DSLR 製作 その1」への2件のフィードバック

  1. masa

    おひさしぶりです。

    ついに3軸化ですか?? 部品も調達済み!? 進化速すぎですね。
    ソニーの空間光学手ぶれ補正機を1台所有していますが、防振効果絶大ですよ。
    確かピッチとヨーが機械式でロールはソフト補正です。
    動画編集ソフトの手ぶれ補正機能との相性がよく、ローリングシャッターだけが残ることもありません。ジンバル+ギョロ目補正で最強の空撮が撮影できるはずです。

    しかし、貧乏で3軸が導入できない僕としては、2軸ジンバルでもソニーのギョロ目機を搭載すればヨー方向の補正をカメラに任せることで疑似3軸化できるのでは? とずっと妄想していました。
    2軸で目障りな「機体直進時の左右の揺れ」ぐらいは吸収してくれるのでは、と思っています。
    カメラは持っているのですが、EX450にCXは完全な重量オーバー。テストできなくて残念な気分です。

    1. admin001 投稿作成者

      ご無沙汰しています。

      3軸化といっても成功するかは分かりません。課題はカメラを安定して動かせるだけのパワーを持つモーターを把握すること、しかし重すぎないこと等いくつかあります。例えば現状のジンバル500gに対してジンバルキッド大(モーター込み)は1kgになります。

      ソニーの空間光学手ぶれ補正は防振効果絶大ですね。動画編集ソフトの手ぶれ補正機能やヨー方向の補正をカメラに任せることも試してみたいと思います。

      EX450の場合、TAROTがGoPro3用ブラシレスジンバルで近く3軸を発売するであろうと期待して待っています。

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