大相撲の横綱白鵬が7日、自身初の児童向けの自伝「横綱白鵬 試練の山を越えて はるかなる頂へ」の刊行を記念したトークショーと握手会を東京都千代田区で開き「子どもたちはこれからの国、伝統文化を引っ張る存在。相撲を知ってほしいという気持ちだった」と思いを口にした。
50組、約100人の親子を前に、モンゴルでの少年時代や角界入り後の思い出を振り返り「親に甘えるのではなく、親のために頑張ろうと思ったら力が出る」などと語りかけた。
質問コーナーでは「親方に怒られたことはあるか」と問われ「いい子だったので、あまりないね。」と冗談交じりに答え、会場の笑いを誘った。