蹴球探訪
5・15 J誕生20年 ラモス氏に聞く 満員の国立「幸せ感じた」(6月3日)
トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事
【サッカー】ネルシーニョ辞任騒動どこ吹く風 柏ドタバタでも快勝2013年9月8日 紙面から ◇ヤマザキナビスコ杯<準決勝第1戦>柏4−0横浜M
ホームの川崎は浦和に3−2で逆転勝ちし、柏も本拠で横浜Mに4−0で快勝した。川崎は2点を先行されたが、1点を返した後の後半34、35分に大久保が連続ゴールを奪った。ネルシーニョ監督が辞意を撤回した柏は、田中が2点を決めるなど前半に3得点した。第2戦は10月12日に行われる。 ◇ ネルシーニョ監督の辞任、復帰で大揺れだったはずの柏が、現在リーグ戦で首位の横浜Mをなんと4−0で一蹴。ナビスコ杯決勝進出へ大きく前進した。 前半18分、起点となったのは狩野だった。右から浮かせたボールを中沢とドゥトラの間に上げると、ワグネルが中央のFW田中に見事なパス。「マリノスはあそこが弱点」。狩野は古巣を完全に読んでいた。さらに2点目も右の狩野から田中へのパスでゴール。さらにロスタイムに1点を加え、前半で試合は終わってしまった。 8月31日のリーグ戦で鹿島に敗れ、激怒にまかせてそのまま辞意を表明。しかし、2日後に「またやりたい」と翻し、5日に辞意撤回が発表された。そんなネルシーニョ監督のドタバタに、主将の大谷は「選手は天皇杯も井原さん(コーチ)の元で準備していた。監督の復帰は別に」と語り、影響なしを強調していた。一方、2ゴールの田中は「帰ってこないと思ったから、良かった。(順天大の)特別指定時代から使ってもらった監督だから」とホッとした表情を浮かべた。 「選手のナビスコ杯の決勝に行きたいという気持ちが大きかった。辞意表明がカンフル剤? 特別そんなことはない。いつも通りの準備をしてきただけ」。ネルシーニョ監督はそう話したが、今週は全く「いつも通り」ではなかったと思うのは選手たちだけではない。今後、柏がどんな形になっていくのか、注目される。 (荒川敬則) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|
|