こうのとり4号機:任務を終え 太平洋上で大気圏に突入
毎日新聞 2013年09月07日 20時11分(最終更新 09月07日 20時57分)
国際宇宙ステーションに物資を運んだ日本の無人補給機こうのとり4号機が7日午後3時半ごろ、太平洋上で大気圏に突入し、予定の任務を終えた。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が発表した。機体のほとんどは燃え尽きたとみられる。
田中哲夫JAXA宇宙船技術センター長は「パーフェクトと言っていいぐらい順調に任務を完了した。チームの成果を誇りに思う」と述べた。
こうのとりが燃え尽きる様子を、ステーションの船外カメラ4台で撮影することに初めて成功。茨城県つくば市の管制室モニターに明るい光跡が映ると、職員らから「おー」と歓声が上がった。(共同)