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【プロ野球】藤浪 初の月間MVP セ高卒新人では元中日の近藤真一以来2013年9月7日 紙面から
セ、パ両リーグは6日、8月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表し、パは楽天の田中将大投手(24)とソフトバンクの内川聖一外野手(31)、セは阪神の藤浪晋太郎投手(19)と打者部門にヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)、巨人の村田修一内野手(32)の2人が選ばれた。 田中は両リーグ初の4カ月連続受賞で、通算11度目はオリックス時代のイチロー(ヤンキース)を抜いて両リーグ単独最多。自身初の月間5勝と防御率0・95はともにリーグトップだった。内川は打率3割5分をマークし、セでの1度を含む3度目の受賞となった。 藤浪は5試合で4勝0敗、防御率1・09と活躍した。4カ月連続で阪神の投手が選ばれ、投手部門で同一球団の4カ月連続受賞はセでは初。バレンティンはプロ野球新記録の月間18本塁打をマークして4度目、村田はセ新記録の月間46安打を放ち、2カ月連続4度目の選出となった。 藤浪は、セの高卒新人としては1987年8月の中日・近藤真一投手(現中日投手コーチで名前は真市)以来、26年ぶり2人目の受賞。快挙を知らされ「素直にうれしい。偉大な先輩以来と言われて、すごく光栄」と話した。 8月は広島・野村と同じ4勝だったが、防御率は藤浪が1・09で野村の2・86を大きく上回った。「夏は好きで、体調管理ができて、いいコンディションで1カ月を過ごせた。食事や水分補給をして夏バテしないように気を付けた」と、技術面ではなく体調のよさを口にした。 阪神では1967年の江夏以来となる高卒新人での2桁勝利をマーク。ライバルは多いが、新人王の可能性もある。藤浪は「結果としてついてくればいいけど、自分としては意識しない」と無欲を強調していた。 ▽ヤクルト・バレンティン「8月は納得いくスイングができて、打ち損じが少なかったのが最高の結果につながった。18本打ったことで、年間55本塁打の記録が見えてきたが、ここからの3、4本は長く感じると思う」 ▽巨人・村田「まさか2カ月連続とは思わなかった。首位を走るチームの中軸で結果を残せたことは自信になる。優勝目指して最後まで突っ走りたい。集中力を欠かさずにやっていきたい」 ▽楽天・田中「(最多の11度目に)史上初は何でもうれしい。野手と投手では違うが、タイトルでイチローさんを超えたのはうれしい。緊張感を持って投げられるのは幸せ。これからが大事な時期なので、勝っていければいい」 ▽ソフトバンク・内川「(右肋骨の亀裂骨折を抱えていたが)力を入れて振ることができない分、むちゃな打撃が少なかった。暑い時期に頑張れる選手が強い選手と、若いころから言われていた。もう一踏ん張りしなきゃいけないという意味でも、うれしい」 PR情報
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