ニュース詳細
千葉・柏 清掃工場運転再開へ9月7日 18時34分
K10043673211_1309071924_1309071932.mp4
千葉県柏市の清掃工場が、放射性物質を含む焼却灰が保管しきれなくなり運転を停止していた問題で、市は、ごみ処理の手順を変えることで放射性物質の濃度が下がり、処分場に運び出せることが分かったとして、運転を再開することを決めました。
柏市南増尾にある「柏市第二清掃工場」では、おととし7月、ごみの焼却灰から、埋め立てができるとする国の基準の1キログラム当たり8000ベクレルを大幅に上回る放射性セシウムが検出され、工場は、運び出せなくなった灰が施設内にたまり続けるのを防ぐため、運転を停止しています。
市は、放射性物質の濃度を下げる方法を検証していましたが、焼却前にごみの中の枝や草を取り除いたうえで、灰などを溶かす工程を行わないようにすると、国の基準を下回ることが確認できたということです。
この方法で燃やした焼却灰は、民間の最終処分場へ運び出せるため、市は9日から、運転を再開することを決めました。
保管を続けている焼却灰について柏市は、「国が、速やかに最終処分場を確保するよう求めていきたい」と話しています。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
[関連リンク] |
|