東日本大震災の教訓から、建造物の強度向上を目指す動きが盛んになった。それは津波に最前線で立ち向かう海岸堤防にも当てはまる。専門家の知恵を集めて、新型堤防が考案された。その名は「粘り強い堤防」だ。
完成した堤防の第1号を見ようと、宮城県の仙台湾南部海岸に出向いた。仙台市から太平洋沿いに南下して福島県境までの約60キロメートルの海岸である。震災前までここに並び立っていた堤防は大津波でことごとく破壊されたが、空港など重要施設が背後にある場所で復旧工事がいち早く始動し、一部が今年3月に完成した。
岩沼市内にある堤防は、国土交通省が下水処理施設を守るような位置に建てた。富士山型に土を盛り、その上は50センチの厚さのコンクリートになっている。
海岸堤防
日経平均(円) | 13,860.81 | -204.01 | 6日 大引 |
---|---|---|---|
NYダウ(ドル) | 14,922.50 | -14.98 | 6日 16:34 |
英FTSE100 | 6,547.33 | +14.89 | 6日 16:35 |
ドル/円 | 99.12 - .16 | -0.44円高 | 7日 5:49 |
ユーロ/円 | 130.64 - .66 | +0.01円安 | 7日 5:49 |
長期金利(%) | 0.790 | +0.020 | 6日 13:27 |
NY原油(ドル) | 110.53 | +2.16 | 6日 終値 |
各種サービスの説明をご覧ください。