東北特殊鋼は東北大学と共同で燃料電池の部品に使える新素材を開発した。電池の部品である電磁弁の鉄心に利用できるステンレス鋼材で、水への耐食性が高く削りやすい特徴を持つ。ガス会社が普及を進めている家庭用燃料電池「エネファーム」の性能向上に寄与するという。
燃料電池には電解質膜の加湿や電極の冷却などに高純度の水を使う。水の流れを制御する電磁弁は水に触れるため腐食しやすく、水に強い鋼材を使用する必要があるという。
現在は耐食性の高い同社の既存商品「K―M38」が広く使われるが削りにくい欠点があり、メーカーの需要に応える形で切削のしやすさに改善を加えた新材料を開発した。
開発には東北大学の原信義教授が協力した。同社は新材料を順次量産する計画。「将来の普及に向け開発が進む燃料電池車の分野でも活躍が期待できる材料だ」(同社)としている。
エネファーム、燃料電池、東北特殊鋼、東北大学、原信義
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