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習主席 尖閣で米に中立求める9月7日 14時15分
ロシアのサンクトペテルブルクで開かれていたG20サミットに出席した中国の習近平国家主席は、アメリカのオバマ大統領と会談し、沖縄県の尖閣諸島を巡る日本と中国の対立に関連して中立的な立場を貫くよう求めました。
中国の習近平国家主席は、G20サミットの2日目の討議に先立って、6日、アメリカのオバマ大統領と会談しました。
中国国営の新華社通信によりますと、この中で習主席は、「アジア太平洋地域には海洋権益や島を巡る争いなどの問題があるが、アメリカが客観的で公平な態度をとるよう望む」と述べ、沖縄県の尖閣諸島を巡る日本と中国の対立や、南シナ海の島々を巡る問題で、アメリカが中立的な立場を貫くよう求めました。
そのうえでアメリカがアジア太平洋地域の平和と安定に向け、積極的な役割を果たすよう求めました。
これに対しオバマ大統領は、「アメリカは外交的な話し合いを通じて争いが解決されることを希望する」と述べ、日中間の対立を対話で解決する重要性を強調したということです。
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