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ヒトラーの最後知る元護衛が死去9月7日 10時51分
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第2次世界大戦中、ナチス・ドイツのヒトラーのボディーガードを務め、ヒトラーが自殺するまでの日々を知る最後の生存者とされていたローフス・ミッシュ氏がベルリンで亡くなりました。
96歳でした。
ミッシュ氏は、現在のポーランド出身で、20歳の時にナチスの親衛隊に加わったあと、1940年からヒトラーのボディーガードを務めていました。
ヒトラーは、第2次世界大戦の末期の1945年4月30日、当時のソビエト軍に包囲され、ベルリンのざんごうに設けられた部屋で、銃で頭を撃って自殺したとされています。
ミッシュ氏はこの時、ヒトラーが「さようなら」と別れを告げて部屋に入り、自殺した直後はヒトラーがテーブルに頭を乗せた形で倒れていたと話すなど、ヒトラーが自殺するまでの日々を知る最後の生存者とされていました。
ミッシュ氏は、ヒトラーと過ごした5年間が人生で最もすばらしい時だったと振り返り、本も出版していますが、AP通信によりますと、ユダヤ人の殺りくは知らなかったとしてナチスの犯した罪や責任について答えることはなかったということです。
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