未婚出産騒動の渦中にある元フィギュア女王・安藤美姫(25=新横浜プリンスクラブ)の“情報小出し作戦”が相変わらず続いている。
先月末にはビジネス誌「週刊東洋経済」のウェブ版に登場。シングルマザーの立場から「女が逆境を生き抜く方法」についてNPO法人「ウィメンズアイ」の代表理事と対談した。
「愛娘の父親をめぐって安藤は、『私の口からは誰だという報告もこれから一切いたしません』と異例のリリースを報道各社に発表しましたが、その後は週刊誌『AERA』や、記者クラブとの会見でだいぶ口にしていますね(笑い)」(テレビ関係者)
安藤サイドは“情報小出し作戦”で注目を集めたいのではと、本紙は当初指摘したが、実際その通りの展開になっている。東洋経済の対談が出たのも、復帰戦となる「関東選手権」(10月12日~)の前売りチケット発売(9月7日)の約1週間前。なかなかいいタイミングだ。
ただ、もう間もなく父親騒動も収束しそうだという。あるフィギュア関係者が耳打ちする。
「選手の間では昨年の秋ぐらいに噂で流れていて、今ではほとんど知れ渡っているようです。安藤に気を使って言わないだけ。父親の名前が公になるのも時間の問題でしょう。本人が認めるかは分かりませんが…」
もっとも、安藤にとってはメリットもある。注目度はガクンと下がってしまうかもしれないが、マスコミから追われなくなるし、競技に専念できる。ひいてはソチ五輪に近付くチャンスだからだ。
「基礎技術はしっかりしているし、3か月ぐらいあれば元の体に戻るでしょう。“演技”で注目を集めてほしいですね」と日本スケート連盟元理事もエールを送る。
南里康晴(27)か、ニコライ・モロゾフ氏(37)か、はたまた第3の男か。答えはもうすぐ出る。
ナイターSG「第59回モーターボート記念」、1日行われた優勝戦は毒島誠(29=群馬)が先マイから早々と独走に持ち込み、SG初制覇を成し遂げた。