ロマンチック小樽、賑やかな「堺町通り」を散歩。有名な「北一硝子」からメルヘン交差点へ

2013年07月24日16時28分 / 提供:Travel.jp[たびねす]

「堺町通り」は、古い商家などを改造したガラス店や洋菓子店などが立ち並ぶ、小樽で一番賑やかな通り。特に週末の人出は多く、季節問わず外国人観光客も目立つ。札幌に開拓使が置かれた明治、そして大正時代からの歴史を残す町だ。レトロな建物が連なる通りを、ぜひ歩いてみよう。

北海道の一大観光名所、小樽「堺町通り」

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多くの観光客で賑わう約750mの通り。小樽運河沿いの大通り(道道臨港線)から一本内側(海側ではなくJR側)の小さな通りだ。車も一方通行で走るが、観光客が多いと歩道から人が溢れるほどなので、前後をよく注意して歩くこと。

「堺町本通」と書いてあるガイドもあるが、同じ。

■堺町通りは「小樽大正硝子館」から始まる

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運河側から「堺町通り」にアクセスすると、最初に目に飛び込んでくるのが「小樽大正硝子館」。
小樽市内、道内その他にも同店舗はあるが、これは明治39年建築の倉庫を改装した本店(小樽市指定歴史的建造物第7号/旧名取高三郎商店)だ。

■有名な北一硝子(ショップ、カフェ)へ

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多くのショップが軒を連ねる中、ひときわ存在感のある北一硝子(きたいちガラス)のヴェネツィア美術館、見学工房、ショップをじっくり見て回ろう。

写真は、北一硝子3号館にある「喫茶・北一ホール」。入り口が分かりづらいかもしれないが、石造りの建物「三号館」の表示を探して入ると、すぐに店内だ。一瞬とても暗く感じるが、167個の石油ランプが灯す雰囲気は、とても情緒的。ぜひ休憩を兼ねて入ってみよう。

他に、六花亭、北菓楼、可否茶館小樽ファクトリーなども人気。道道臨港線の歩道沿いには、LeTAOプラス、かま栄(本社工場)といった、賑わいの絶えない店も多い。

■メルヘン交差点に到達

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ショップが立ち並ぶ「堺町通り」の最終点が、「メルヘン交差点」。写真奥に見えるのが小樽洋菓子舗ルタオ(LeTAO)本店で、1階は売店、2階はカフェになっている。

この交差点(五差路)は、西洋風の建物に囲まれる。

小樽オルゴール堂と蒸気時計

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メルヘン交差点にある、もう一つの人気スポットが「小樽オルゴール堂(本館)」。明治45年建造の建物だ。

入り口前には、名物の蒸気時計(時計塔)が、15分おきに「ブォー」っと豪快に汽笛を鳴らすと同時に白煙を上げる。店内は、眩しいほどの輝きに包まれたオルゴールの館だ。

最後に「堺町通り」散策の推奨ルートを紹介しておこう。

車で行く場合、近隣に有料駐車場が沢山あるので問題ないが、散策コース周辺のショップにピンポイントで車を停めることはまずできないので、どこかに車を停めて歩くか、JRで行き、ゆっくり歩くのがいい。
見所が多いので、駆け足で回るような場所ではなく、お土産物探しにも、じっくり時間を掛けたい。
観光バスも続々とやってくるが、半日程度の自由散策時間を取っているようだ。

札幌から小樽までは、JR快速で約35分。
JR小樽駅」前からは巡回観光バス(下記)も出ているので、上手に活用したい。

モデルコースとしては、起点となるのJR小樽駅」にまず行き、そこで観光マップをゲットして、運河を見た後、ここで紹介する「堺町通り」の商店をゆっくり散策する。

メルヘン交差点まで20~30分は歩くが、そこに辿り着いた後、戻る方向になるが運河沿いの通り(道道臨港線)を歩いて、また別の商店を見ながら運河まで戻る。距離的には2~4kmのコースだが、ショッピングやカフェで時間を潰すと、半日、いや丸一日楽しめる観光コースだ。

上記の逆ルートとして、メルヘン交差点からスタートして運河に向けて歩くなら、JR南小樽駅」で降りたほうが楽だ。ただ、初めての方は駅からの方向が分かりにくいかもしれないので、駅で観光マップを必ずゲットしよう。メルヘン交差点へは近く、「南小樽駅」から徒歩10分以下。「南小樽駅」を降りると、道路の坂下に海が見えるので、もちろん海側に向かって歩いていく。景色は素晴らしい。

【おたる散策バス(中央バス)】
1乗車=210円(大人)
1日乗車券=750円(大人)

(ナビゲーター:坪田 敦史

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