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◆阪神8―4巨人(6日・甲子園) 巨人が阪神に完敗した。足に不安を抱える坂本がプロ初の一塁、ロペスが二塁、寺内が遊撃の内野布陣を敷いたがミスを連発し、失点につながった。先発の沢村は5回途中6失点でKOされ9敗目、6月21日以来の勝ち星はならなかった。打線は4回、能見から高橋由が8号2ラン、9回には代打・ボウカーが2点二塁打を放ったが、そこまでだった。
腕組みをして、原監督はベンチで厳しい表情を浮かべるしかなかった。今季初めて二塁で先発出場したロペスの緩慢な守備が失点につながった。「そこは(チームで)リスクを負っているわけで、結果論だから」と責めることはなかったが、沢村とチームの足を引っ張った。
致命的だったのは、1点ビハインドの5回だった。無死一塁で西岡の何でもないゴロをファンブルでエラーし、一塁はセーフに。直後、沢村が鳥谷に3ランを打たれ、4点差に広がった。「土のグラウンドで二塁を守るのは(人生で)初めてだった。甲子園のセカンドはゴロの跳ね方など、簡単ではなかった」と助っ人は説明した。
「二塁・ロペス」は「一塁・坂本」から生まれた。坂本は春季キャンプとWBCで痛めた右ひざの状態が思わしくなく、患部をかばって右足全体に違和感が出たため、負担の少ない一塁に人生で初めて就いた。原監督は「ジャイアンツにとっても、沢村にとっても大事な一戦だった。そういう意味ではベストの用兵の中で戦いたかった」。2人をオーダーから外さず攻撃力を重視したが、絶対的な遊撃手にアクシデントが起きた場合のもろさも見せた。
初回にも、鳥谷の左翼線二塁打で中継に入った遊撃手・寺内が二塁に悪送球したが、ロペスがグラブに当て、処理にもたついていた。1点ビハインドの3回1死一、三塁では、鳥谷の一塁頭上をバウンドして越える打球に追いつけず、ピンチを広げた。メジャーでは、二塁での出場が最も多く、651試合を経験。守備率も9割8分2厘と安定していたが、不慣れな土のグラウンドに手こずった。
阪神とのゲーム差は8で、優勝マジックは16のままだが、慌てる数字ではない。「明日以降もチームにとってベストの用兵をするだけ」と指揮官。今後も選手の体調面を考慮しながら、勝つオーダー作りに徹していく。
(2013年9月7日06時01分 スポーツ報知)
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