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【大リーグ】

イチロー、大乱戦に「疲れました」 田沢、上原に連続三振

2013年9月7日 紙面から

◇レッドソックス9−8ヤンキース

 手痛い敗戦だった。イチロー外野手は8番右翼で先発。チームは7回の猛攻で一度は逆転したが、9回に守護神リベラが逃げ切れずに延長の末に敗戦。共同電などによると4時間半を超える荒れ試合に、さすがのイチローも「疲れました」とつぶやいた。

 2点を追う3回はサイ・ヤング賞右腕ピービの外角チェンジアップを捉えて中前へチーム初安打。二盗も決めてバッテリーを揺さぶった。2−7の7回は先頭打者として四球で出塁。6得点の猛攻の起点となったが、その後の2打席は田沢、上原の前に三振。尻すぼみの結果となった。

 延長10回1死二塁ではビクトリノの右中間寄りに落ちた打球をイチローが必死に本塁へ返球したが、捕手が捕りきれずに決勝点となった。「もう投げるしかない。投げないという選択肢はないでしょう」

 勝てばワイルドカードの上位2チームと1・5ゲーム差に詰め寄れたはずが、差は縮まらず。ジラルディ監督も「厳しい敗戦だ」と唇をかんだ。

 

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