【ロンドン=共同】英紙ガーディアン(電子版)は5日、米英両政府による個人情報収集活動について、両国の通信傍受機関がインターネット企業の協力を得て、ネット上の通信に掛けられている暗号を解読できる仕組みを秘密裏に企業側のシステムにもぐり込ませていた、と報じた。
米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン容疑者から提供された内部文書の内容としている。
ネット上での買い物や銀行決済などで使われている暗号を解読して個人情報を得ることが可能で、同紙はネット企業が利用者に保障している通信の秘密はほごにされている、と指摘した。
内部文書によると、米国家安全保障局(NSA)は2010年に暗号を解読できるプログラムを開発。ネット上の情報を大量に入手できるようになり、年間約2億5千万ドル(約250億円)をこのプログラムに投じている。
英政府通信本部(GCHQ)は内部文書で「われわれがこうした情報を利用できることが国民に知られれば、好ましくない認識が広まる」としていた。
同紙は政府筋から「この件を報道されると、情報収集活動が難しくなる可能性がある」として、記事にしないよう要請を受けたとしている。
ネット企業、インターネット企業、CIA
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