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米英情報当局、2000年からネット暗号を密かに解読
SEPTEMBER 07, 2013 03:31  

約10年間に渡って、米国と英国の情報当局が秘密裏にインターネットの暗号化を解読していたことが明らかになった。これは情報当局が膨大な通信にかけられている暗号を解読できる技術を保有していたことを意味する。

米紙ニューヨークタイムズ、英紙ガーディアン、非営利の調査報道機関「プロパブリカ」は5日、米中央情報局(CIA)の元職員エドワード・スノーデン容疑者の暴露をもとに、米国と英国の情報当局が2000年から、ネットの個人情報セキュリティの暗号を解読するプログラムを開発してきたと共同で報じた。

米国家安全保障局(NSA)は、南北戦争の有名な戦闘から名前を取った「ブルラン(BullRun)」という暗号名の暗号解読プログラムを2000年から開発してきた。同プログラムは、セキュリティ目的で暗号化された情報を伝送初期段階で「裏口(back door)」で解読する。ニューヨークタイムズは、「1952年の設立以降、継続的に暗号解読プログラムに多くの投資をしてきたNSAは、『テロ分子やスパイがやりとりする情報の暗号を解読することができなければ、米国の安全が危うくなる』と主張しているが、彼らが解読した情報の多くは一般市民の情報だ」と指摘した。

NSAは同プログラム運営に今年だけで2億5490万ドル(約2800億ウォン)の予算を投じた。これは、大規模情報収集プログラム「プリズム」の年間運営費2000万ドルを軽く上回ると、ガーディアンは伝えた。

NSAは、同プログラムを英国の情報収集・暗号解読機関である「政府通信本部(GCHQ)」にも紹介した。GCHQが運営するプログラムの暗号名は「エッジヒル(Edgehill)」だ。

暗号解読プログラムの実体は、別名「5つの目(Five Eyes)」と呼ばれるNSA、GCHQ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの情報機関の一部の分析家しか正確には知らないほど極秘裏に運営されてきた。

NSAの暗号解読プログラムには、マイクロソフト、グーグル、フェイスブック、ヤフーなどのネット企業の協力があったと、ニューヨークタイムズが報じた。マイクロソフトなどは、「情報機関の『適法な要請』によって暗号解読に協力してきた」と明らかにしたが、一部脅迫と強要による協力もあったと同紙は伝えた。

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